桑原 文子(くわはら あやこ、1945年4月11日 - )は、英米演劇研究者、東洋大学名誉教授、俳人。俳人としての名は坂本宮尾

大連生れ。旧姓・坂本。1968年東京女子大学英文科卒、1971年東京都立大学大学院修士課程修了、ロンドン大学ケンブリッジ大学で英米演劇を学ぶ。東洋大学教養部助教授、教授。2012年退職、名誉教授。

1966年東京女子大学白塔会で山口青邨の指導を受け俳句を始める。76年夏草新人賞。80年夏草同人。仕事や家庭の事情から作句を中断。90年「夏草」再入会。「天為」、「藍生」創刊とともに参加。93年藍生賞。2004年『杉田久女』で俳人協会評論賞。2015年桂信子賞受賞[1]

著書

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(記名のないものは坂本宮尾名義)

共編著

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翻訳

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  • オーガスト・ウィルソン『フェンス』桑原文子訳 而立書房 1997
  • オーガスト・ウィルソン『ピアノ・レッスン』桑原文子訳 而立書房 2000
  • オーガスト・ウィルソン『ジョー・ターナーが来て行ってしまった』桑原文子訳 而立書房 2014

論文

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脚注

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