格闘代理戦争
『格闘代理戦争』(かくとうだいりせんそう)は、ABEMA制作の格闘ドキュメンタリー番組。2017年10月よりABEMA 格闘チャンネルで配信開始。日本初の本格格闘技リアリティーショーを謳う[1]。キャッチコピーは「格闘界に次世代スターを送り込め」。
格闘代理戦争 | |
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ジャンル | K-1 |
配信時間 |
毎週土曜 22:00 - 23:00(60分) |
配信期間 | 2019年4月6日 - |
配信国 | 日本 |
制作 | AbemaTV |
出演者 |
キャスト : 芦澤竜誠 ・ 木村ミノル ・ 久保優太 ・ 皇治 ・ 武尊 ・ ピーター・アーツ(あいうえお順) 実況 : 清野茂樹 ナビゲーター : 眞木蔵人 |
概要
編集この節の加筆が望まれています。 |
名声あるレジェンド格闘家が原石と称される次世代選手を推薦[2]、育成し、次世代選手によるトーナメント戦を選定し、それに伴い、選手のサポート・バックアップを行うことで、選手の強化や育成を図るというのが、主な構成となっている。そのトーナメントの相手によって、選手自身が得意な戦法を生かしたり、苦手な分野を克服したり、レジェンド格闘家による必殺技の伝授などの側面を追う格闘技ドキュメンタリーである。
1st Season は 立ち技(K-1)、2nd Season は 総合格闘技(MMA)、3rd Season は 女子格闘技(MMA)、4th Season は立ち技(K-1)とシーズンごとに対象となる格闘技種目は異なっている。
初期より山本“KID”徳郁が関わっており、訃報の際には特別追悼企画が配信された[3]。
格闘代理戦争 1st Season
編集格闘代理戦争 2nd Season
編集格闘代理戦争 3rd Season
編集8組(当初は4組だった)のレジェンド格闘家が原石を育てながら、トーナメント形式で戦いを繰り広げていくドキュメント番組で、2018年9月29日より毎週土曜日、22時から放送。試合の回は生中継で配信される[4]。
優勝者には賞金300万円と、ONE Fighting Championshipとのプロ契約が約束されている[5]。12月29日、平田樹が古瀬美月を破り優勝した[6]。
格闘代理戦争 4th Season
編集テーマは再びK-1。第一線で戦う武尊、皇治、久保優太、木村”フィリップ”ミノル、芦澤竜誠が監督となり、魔裟斗が監修者となる。優勝チームには賞金総額300万円&「K-1 WORLD GP」出場が約束される[7]。ナビゲーターは眞木蔵人。
格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR
編集第5シーズンも引き続きK-1[8]。
格闘代理戦争-THE MAX-
編集配信時間
編集格闘代理戦争事前特番
編集2017年10月29日、日曜: 23:00 - 24:00
格闘代理戦争 RORD TO K-1 &300万
編集2017年11月12日[1] - 2018年2月4日
毎週日曜: 23:00 - 23:45(全12回)
※番組に関わる「Krush.84 2018.1.27 後楽園ホール」大会は番組外で生中継。また第8回、9回、12回は23:00 - 24:00
番組ナビゲーター:伊東紗冶子[9]
主題歌: KICK THE CAN CREW「千%」
格闘代理戦争 2nd Season
編集2018年4月29日[10] - 7月25日(全13回)
第1回から第4回まで毎週日曜: 23:00 - 24:00、第5回以降は毎週土曜: 23:00 - 24:00、第9回、第12回は生中継のため21:30 - 23:00。第13回は22:00 - 22:45。
主題歌:GLIM SPANKY「愚か者たち」[11]
格闘代理戦争 3rd Season
編集2018年9月29日 - 12月29日(全14回)、毎週土曜: 23:00 - 24:00
主題歌(オープニングテーマ): 東京事変「閃光少女」
格闘代理戦争 4th Season
編集2019年4月6日 - 、毎週土曜: 22:00 - 23:00
配信チャンネルはいずれもAbemaSPECIALおよび格闘チャンネル
初となる団体戦を主軸としたマッチメイクや選手のオーダーや各チームの選手を決めるドラフト会議などが行われた。団体戦は「先鋒」・「中堅」・「大将」の3人からなり、6名の監督による陣営が事前に選手登録を行う。ドラフトで4人が指名されるが、事前に登録申請されなかった選手については、セコンドにつくのみとなっている。
主題歌(オープニングテーマ): Zeebra「Neva Enuff feat. AKTION」
格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR
編集2019年10月26日 - 、毎週土曜: 22:00 - 23:00[12]
配信はAbemaSPECIAL 2チャンネルおよび格闘チャンネル
エンディングテーマ:THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「Move the World」[14]
出演者
編集レギュラー
編集レジェンド&原石(1st Season)
編集レジェンド&原石(2nd Season)
編集レジェンド&原石(3rd Season)
編集- 青木真也[注 1][5] & 古瀬美月
- 秋山成勲 & パク・ボヒョン
- 石浦将勝、宇野薫 & Garu chan
- 菊田早苗 & 梅原拓未
- 桜井"マッハ"速人 & 平田樹
- 佐藤ルミナ & MIO
- チームKRAZY BEE(朴光哲、矢地祐介)& あい(ai)
- V.V Mei & 上野みずき
レジェンド&原石(4th Season)
編集選手の順番はドラフト指名の順位順(1位 ・ 2位 ・ 3位 ・ 4位)。
- 武尊 - 橋本実生・ 岡嶋形徒・ 倉田永輝・ 冨澤大智
- 皇治 - 松本日向・ 北村夏輝・ 梅田慎太郎・ 川口伶次
- 久保優太 - 山口浩太郎・ 福村啓太・ 宮本時代・ 此尾昂希
- 木村ミノル - 榊原達也・ 田勢ジャイル・ 片岡祐嘉・ 光原考音
- 芦澤竜誠 - 中澤誠弥・ 稲垣柊・ 国分勇太・ 高橋享祐
- ピーター・アーツ - 目黒翔大・ 池田幸司・ 水津空良・ アミン ・ エル ・ アッサリ
レジェンド(K-1 FINAL WAR)
編集- 木村“フィリップ”ミノル
- 久保優太選手
- 皇治
- 武尊
- 魔裟斗
- 不可思
- ゲーオ・ウィラサクレック
対戦カード
編集格闘代理戦争 1st Season
編集準決勝
編集小倉拓実(小川直也)VS 松村英明(魔裟斗)
中嶋志津麻(武尊)VS スソン(山本“KID”徳郁)
決勝
編集松村英明(魔裟斗)VS 中嶋志津麻(武尊)
格闘代理戦争 2nd Season
編集準決勝
編集葛西和希(桜井"マッハ"速人)VS 辻本拳也(山本“KID”徳郁)
ユン ・ チャンミン(秋山成勲)VS 前田浩平(那須川天心)
決勝
編集辻本拳也(山本“KID”徳郁)VS ユン ・ チャンミン(秋山成勲)
格闘代理戦争 3rd Season
編集一回戦
編集Garu chan(石浦将勝 ・ 宇野薫)VS 古瀬美月(青木真也)
あい(ai)(朴光哲 ・ 矢地祐介)VS 上野みずき(V.V Mei)
MIO(佐藤ルミナ)VS 梅原拓未(菊田早苗)
平田樹(桜井"マッハ"速人)VS パク ・ ボヒョン(秋山成勲)
準決勝
編集古瀬美月(青木真也)VS あい(ai)(朴光哲 ・ 矢地祐介)
MIO(佐藤ルミナ)VS 平田樹(桜井"マッハ"速人)
決勝
編集古瀬美月(青木真也)VS 平田樹(桜井"マッハ"速人)
格闘代理戦争 4th Season
編集一回戦
編集芦澤一家(芦澤竜誠)VS 久保ファミリー(久保優太)
皇治軍団(皇治)VS 木村組(木村"フィリップ"ミノル)
準決勝
編集久保ファミリー(久保優太)VS【シード】ピーターズ(ピーター・アーツ)
【シード】 TEAM武尊(武尊)VS 皇治軍団(皇治)
決勝
編集音楽
編集- 2nd Season 主題歌「愚か者たち」- GLIM SPANKY
- 3rd Season 主題歌「閃光少女」- 東京事変
- 4th Season 主題歌「Neva Enuff feat. AKTION」- Zeebra
スタッフ
編集芸人代理戦争
編集『芸人代理戦争』(げいにんだいりせんそう)は2019年から配信される格闘代理戦争のスピンオフ番組。格闘代理戦争の企画元にもなった、テレビ朝日放送の2017年度版についても記述する。
概要
編集著名格闘家が次世代格闘技選手を推薦、プロデュースする格闘代理戦争の枠組みをそのままお笑い芸人に置き換え、著名芸人が若手芸人を推薦、プロデュースし、4分間のネタを作りトーナメントで争う。2019年4月29日に第一弾を配信した[17]。後述の理由により企画の先祖がえりともいえる。
出演
編集レジェンド&原石
編集- ロッチ & ブリリアン(ワタナベエンターテインメント)
- アンタッチャブル・柴田英嗣 & キズナ(プロダクション人力舎)
- とろサーモン & コウテイ(よしもとクリエイティブエージェンシー)
- ケンドーコバヤシ & インポッシブル(よしもとクリエイティブエージェンシー)
- TKO・木下隆行 & なすなかにし[18](松竹芸能)
- 友近 & THIS IS パン(よしもとクリエイティブエージェンシー)
- ナイツ & オキシジェン(漫才協会)
- バイきんぐ・西村瑞樹[19] & や団(SMA)
スタッフ
編集- 制作協力:極東電視台、AbemaProduction
- 制作著作:AbemaTV
芸人代理戦争(EXD44版)
編集テレビ朝日の番組「EXD44」内で2017年7月9日から8月13日まで3週間放送された企画[20]。著名芸人が若手芸人を代理として立て闘わせるという構図は一緒であるが、団体戦であるのが大きな違い。またのちの格闘代理戦争、芸人代理戦争と違い、指導、プロデュースは行わない。勝者賞金は3万円だが、これも相手側チームの著名芸人から支払われる[21]。
- 企画・ディレクター:小鴨翔(テレビ朝日)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “「AbemaTV」にて初の本格的”格闘リアリティ番組” 『格闘代理戦争』の放送が決定 魔裟斗らレジェンドファイターが選ぶ「原石」が勝ち抜きバトルでガチンコ対決”. 株式会社サイバーエージェント. 2019年1月22日閲覧。
- ^ 直属の門下生である場合や、番組を通じスカウト(トライアウト)し、初めて関わる場合もある。
- ^ “山本KIDが語っていた格闘技界の未来への想い「日本強いって思える時代が絶対来る」”. Abema 格闘TIMES (2018年10月2日). 2019年1月22日閲覧。
- ^ “【AbemaTV】MIOが総合格闘技に初挑戦、佐藤ルミナが推薦”. eFight. ヨシクラデザイン (2018年10月2日). 2018年12月6日閲覧。
- ^ a b “「二度と関わりたくない」湯浅麗歌子、『格闘代理戦争』出場辞退!”. Abema 格闘TIMES. AbemaTV (2018年10月2日). 2018年12月6日閲覧。
- ^ “ストーリーは終わらない!「格闘代理戦争」19歳の新鋭がONEとの契約を勝ち取る”. Abema 格闘TIMES (2018年12月31日). 2019年1月22日閲覧。
- ^ “格闘代理戦争4thシーズン#1 | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】”. AbemaTV. 2019年4月30日閲覧。
- ^ “『格闘代理戦争』レジェンド・魔裟斗ら監督で参戦決定! - めるも”. ニュース&エンタメ情報『めるも』. 2019年10月31日閲覧。
- ^ “魔裟斗、山本KIDらが格闘技界の次世代スターを発掘!『格闘代理戦争』11・12スタート|TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる!”. TV LIFE (2017年11月10日). 2019年1月22日閲覧。
- ^ “格闘代理戦争2ndシーズン #1 | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】”. AbemaTV (2018年4月29日). 2019年1月22日閲覧。
- ^ “GLIM SPANKY、 「愚か者たち」がAbemaTV『格闘代理戦争2ndシーズン』主題歌に決定:GLIM SPANKY【レコチョク】”. レコチョク (2018年4月12日). 2019年1月22日閲覧。
- ^ “AbemaTV「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」スタート! 10月26日(土)夜10時よりレギュラー放送決定 | K-1アマチュア(甲子園/カレッジ)公式サイト | K-1 JAPAN GROUP”. K-1 アマチュア. 2019年10月31日閲覧。
- ^ “KANDYTOWN、「So Far」が『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』OP曲に”. BARKS. 2019年10月31日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “THE RAMPAGE「格闘代理戦争」EDテーマを担当「ハンパない事になると思います」(コメントあり / 動画あり)”. 音楽ナタリー. 2019年10月31日閲覧。
- ^ “優しくて強い、優れた指導者…格闘代理戦争スタッフが明かす“山本KID徳郁という男””. AbemaTIMES. 2019年5月1日閲覧。
- ^ “山本“KID”徳郁、次世代ファイターへの想い 「日本の格闘技は強い」「格闘技で食っていく素晴らしさを味あわせたい」”. Abema 格闘TIMES. 2019年5月1日閲覧。
- ^ “先輩芸人が後輩芸人のネタをプロデュース!『芸人代理戦争』4・29スタート|TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる!”. TV LIFE. 2019年5月2日閲覧。
- ^ 若手枠だが芸歴18年目の中堅どころ。ナイツとはほぼ同期である。
- ^ 西村が全くネタを作れないため、相方・小峠英二もアドバイス出演。
- ^ “バックナンバー・2017.07.09 放送”. テレビ朝日 EXD44. テレビ朝日. 2019年5月4日閲覧。
- ^ ザテレビジョン (2017年8月13日). “「芸人代理戦争」がついに決着!!自腹を切るのは誰だ…!? | 芸能ニュースならザテレビジョン”. ザテレビジョン. 2019年5月4日閲覧。
- ^ “ノンスタ石田&サンド伊達、M-1グランプリ王者どうしが激突”. dogatch.jp. 2019年5月4日閲覧。