栃木県立温水プール館
栃木県立温水プール館(とちぎけんりつおんすいプールかん)は、栃木県小山市外城371番地1にある総合プール施設。小山総合公園、栃木県立県南体育館などと隣接し、県南地域における体育活動の拠点を形成している。
栃木県立温水プール館 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 栃木県立温水プール館 |
用途 | プール |
収容人数 | 1,006人 |
設計者 | (株)相和技術研究所 |
施工 | 西松・板橋・鈴木JV |
建築主 | 栃木県 |
管理運営 | 小山市 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート造・鉄骨造 |
敷地面積 | 12,168.80 m2 |
建築面積 | 5,663.54 m2 |
延床面積 | 7,494.74 m2 |
階数 | 地上3階 |
着工 | 1999年1月 |
竣工 | 2000年9月 |
所在地 |
〒323-0042 栃木県小山市外城371-1 |
位置 | 北緯36度18分1.4秒 東経139度46分53.4秒 / 北緯36.300389度 東経139.781500度座標: 北緯36度18分1.4秒 東経139度46分53.4秒 / 北緯36.300389度 東経139.781500度 |
沿革
編集栃木県内の水泳競技施設としては従来栃木県総合運動公園水泳場(宇都宮市、1950年開設、屋外50mプール他)や栃木県体育館プール館(同、1972年開設、屋内25mプール他)などが存在したが、これらに加えて通年で利用でき、全国大会の開催も可能な屋内50mプールを希望する声が多くあがっていた。こうした意見に対し栃木県は「とちぎ新時代創造計画三期計画」の中にプール建設を組み入れ、重点事業として建設を推進した。建設は西松・板橋・鈴木JVが担当、1999年1月より工事が開始され、2000年9月に竣工した[1]。
2000年10月12日には開館記念式典が行われ、水府流水術やシンクロナイズドスイミングが披露された後、小山市内の中学校5校の水泳部員が初泳ぎを行った[2]。
以降は各種大会にも利用されており、2012年には第52回全国中学校水泳競技大会が行われた[3]。
地元小山市出身の萩野公介は、2009年12月6日に400m自由形で3分55秒10、2010年1月27日、200m自由形で1分49秒25の中学生記録を作った。2013年6月に行われたジュニアの記録会には、世界水泳に出場する荻野、松田丈志、山口観弘、星奈津美が準備を兼ねて出場した[4]。
施設
編集50mプール
編集- 規格 国内公認10コース
- 水深
- 低水位時1.20から1.45m
- 高水位時1.90から2.15m
- 競技可能種目 競泳・水球
25mプール
編集- 規格 国内公認6コース
- 水深 常時1.20から1.40m
- 競技可能種目 競泳
その他施設
編集- 観客席 固定席1,000席、車椅子用スペース6台分
- 採暖設備 採暖室、ジャグジープール
- 会議室 スライディングウォールで4室に分割可能
- 更衣室 男女それぞれに約350人分のロッカーを配置
- その他 放送室、監視員室、選手控室、医務室、事務室 附属設備 放送設備、固定式電光表示板、移動式電光表示版
脚注
編集- ^ 松原由智「NEW FACE登場 栃木県立温水プール館 県内初の通年利用型50m水連公認プール 2段式オーバーフローで多様な利用を可能に」『月刊体育施設』第30巻第2号、体育施設出版、2001年2月、34-37ページ。
- ^ 『毎日新聞』2000年10月14日付(栃木)。
- ^ “2012年度競技結果 加盟団体: 全国大会”. スイムレコードどっとこむ(日本水泳連盟公認サイト). 2013年10月12日閲覧。
- ^ “☆世界選手権への準備として…☆”. FM栃木 (2013年9月9日). 2013年10月12日閲覧。
- ^ “生涯スポーツ課業務内容”. 小山市 (2011年5月31日). 2013年10月12日閲覧。