栃木 孝惟(とちぎ よしただ、1935年2月3日[1] - )は、日本国文学者。専門は日本中世文学、特に軍記物語[1]千葉大学名誉教授

東京府下谷区生まれ[1]埼玉県立浦和高等学校を経て[1]1959年東京大学文学部国文科卒業[1]1966年、同大学院博士課程単位取得満期退学[1]。1968年千葉大学講師[1]、1970年同助教授[1]、1980年同教授[1]1998年、定年の1年前に退官[1]、名誉教授、清泉女子大学教授[1]2005年、清泉女子大学を退職。

著書

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共編著

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  • 『平家物語』市古貞次共著 明治書院(古典アルバム) 1971
  • 『平家物語』ほるぷ出版 (日本の文学) 1987
  • 『保元物語 新日本古典文学大系 43』岩波書店 1992.7
  • 『平家物語の成立』有精堂出版(あなたが読む平家物語) 1993
  • 『保元物語の形成』汲古書院(軍記文学研究叢書)1997
  • 『平治物語の成立』汲古書院 (軍記文学研究叢書) 1998
  • 『延慶本平家物語 1』谷口耕一共編 汲古書院 2000
  • 『軍記文学の始発 初期軍記』汲古書院 (軍記文学研究叢書)2000
  • 『延慶本平家物語の世界 校訂延慶本平家物語 別巻』松尾葦江共編 汲古書院 2009

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 三浦佑之「栃木孝惟先生を送る〔含 略歴及び業績〕」『千葉大学人文研究』第28巻、千葉大学文学部、1999年、15-30頁。 

参考

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