枡形停留場

高知県高知市にあるとさでん交通の停留場

枡形停留場(ますがたていりゅうじょう)は、高知県高知市にあるとさでん交通伊野線路面電車停留場

枡形停留場
伊野方面行きホーム
ますがた
Masugata
グランド通 (0.2 km)
(0.2 km) 上町一丁目
地図
所在地 高知県高知市上町一丁目、升形
北緯33度33分26.85秒 東経133度31分39.36秒 / 北緯33.5574583度 東経133.5276000度 / 33.5574583; 133.5276000座標: 北緯33度33分26.85秒 東経133度31分39.36秒 / 北緯33.5574583度 東経133.5276000度 / 33.5574583; 133.5276000
所属事業者 とさでん交通
所属路線 伊野線
キロ程 1.5 km(はりまや橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1906年明治39年)10月9日
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歴史

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伊野線はとさでん交通の前身である土佐電気鉄道の路線として1904年明治37年)に開通した[1]。路線の免許状には「高知市本町字升形ヨリ同町字堀詰ニ至ル」と記されているが、開通時の路線は堀詰停留場から乗出停留場までで[1]、枡形停留場が開業したのはその2年後、路線が乗出停留場から鏡川橋停留場まで延伸した際のことである[2][3]

停留場名は開業より変更されていないが、資料により「升形」や「桝形」といった異表記が混在し[3]駅名標も発注違いにより「升形」の表記が使われていたこともある[4]。電車に車掌が乗務していたころは車掌により「枡形広小路」と案内されることもあったという[1]

年表

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停留場構造

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枡形停留場は伊野線の併用軌道区間内にあり、道路上にホームが置かれている。ホームは2面あり、東西方向に伸びる2本の線路を挟み込むように配置されているが、互いのホームは東西方向にずれて位置している[6]。東にあるのがはりまや橋方面行き、西にあるのが伊野方面行きのホーム[6]。伊野方面行きのホームは上町一丁目、はりまや橋方面行きのホームは升形に位置する。

伊野寄りに渡り線があり[6][7]、はりまや橋・高知駅前方面行の一部が当停留場発着で運行される。

停留場周辺

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「枡形」は当地にの形をした広場があったことに由来し、かつては武士が非常時などに集合する場所として用いられた[1][8]

隣の停留場

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とさでん交通
伊野線
グランド通停留場 - 枡形停留場 - 上町一丁目停留場

脚注

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  1. ^ a b c d 『土佐電鉄が走る街 今昔』28-33頁
  2. ^ a b 『土佐電鉄が走る街 今昔』98・156-158頁
  3. ^ a b 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、60頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  4. ^ 『路面電車はゆく 高知』高知新聞社、1998年、88頁。ISBN 4-87503-268-4 
  5. ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  6. ^ a b c 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、41,93頁。ISBN 978-4-06-295161-6 
  7. ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 四国篇、草思社、2007年、292頁。ISBN 978-4-7942-1615-1 
  8. ^ お正月の御駆初(おのりぞめ)”. 今日のにっこりひまわり. ひまわり乳業 (2003年7月19日). 2017年5月16日閲覧。

参考文献

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関連項目

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