松阪神社

三重県松阪市にある神社

松阪神社(まつさかじんじゃ)は、三重県松阪市にある神社である。式内社で、旧社格郷社

松阪神社

拝殿
所在地 三重県松阪市殿町1445番地
位置 北緯34度34分25.4秒 東経136度31分29.2秒 / 北緯34.573722度 東経136.524778度 / 34.573722; 136.524778座標: 北緯34度34分25.4秒 東経136度31分29.2秒 / 北緯34.573722度 東経136.524778度 / 34.573722; 136.524778
主祭神 誉田別命
宇迦御魂神
社格 式内社(小)・旧郷社
本殿の様式 神明造
例祭 10月15日
地図
松阪神社の位置(三重県内)
松阪神社
松阪神社
地図
テンプレートを表示

祭神

編集

誉田別命八幡神)と宇迦御魂神稲荷神)を主祭神とし、明治の神社合祀により以下の神を合せ祀る。

歴史

編集

延喜式神名帳に記される「伊勢国飯高郡 意悲神社(おいじんじゃ)」の後裔社とされる(他に同市下村町の神戸神館神明社も論社)。

創建の年代は不詳であるが、古くからこの地に鎮座し、国司の飯高氏が産土神として崇敬した。

天正16年(1588年)、蒲生氏郷が当社の森(意悲の森)に松坂城を築城して当社を城の鎮守とし、八幡神を合祀した。以降、江戸時代まで「御城八幡」と呼ばれていた。慶長元年、吉田重勝が松坂城を修補した際に、当社に宇迦之御魂命を合祀した。

明治初年、式内・意悲神社に比定され御城八幡から意悲神社に改称し、明治4年7月に郷社に列格した。1908年(明治41年)3月23日、近隣の17神社、33柱の神を合祀し、松阪神社に改称した。

祭事

編集

7月中旬には当社および日野町・八雲神社、本町・御厨神社の祇園祭が行われる。元は、当社に合祀された魚町・雨竜神社、西町・八重垣神社の祭礼であった。これらの神社は、松阪の牛頭天王を祀る神社として「四天王」と呼ばれていた。

式年遷座

編集

20年に一度、式年遷座を行っている[1]2016年(平成28年)9月11日お白石洗い10月15日に遷座が行われる[1]

脚注

編集
  1. ^ a b 最後の神事「お白石洗い」 松阪神社で氏子ら 来月15日に20年に1度の式年遷宮”. 夕刊三重 (2016年9月12日). 2016年10月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月10日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集