松田俊道

日本の東洋史学者

松田 俊道(まつだ としみち、1952年 - )は、日本の東洋史学者、博士。中央大学教授。専門は中世エジプト史。

来歴

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千葉県香取郡生まれ[1]。1975年、駒澤大学文学部歴史学科卒業。エジプト・アラブ共和国カイロ・アメリカン大学アラビア語コース、カイロ大学文学部史学科を経て、1992年に中央大学大学院文学研究科東洋史学博士後期課程退学。1997年慶應義塾大学文学部非常勤講師[2]、1998年中央大学文学部助教授を経て、2002年に教授就任[3]

2008年『聖カテリーナ修道院文書の歴史的研究』で博士号(史学、中央大学)を取得。専門は中世エジプト史、特にマムルーク朝時代の歴史研究。アラビア語の古文書研究。イスラーム文明と西欧文明が邂逅した地中海世界に関心がある。主要著書に『聖カテリーナ修道院文書の歴史的研究』など。

そのほか、()東洋文庫研究員(1991.4-1993.3)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員(1992.4-1994.3)、上智大学外国語学部と京都大学文学部で非常勤講師、日本イスラム協会 評議員などを歴任[4]

著書

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出典

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外部リンク

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