松村克己
松村 克己(まつむら かつみ、1908年4月1日 - 1991年2月18日[1][2])は、日本の神学者。関西学院大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1908年4月1日 日本東京都 |
死没 | 1991年2月18日 (82歳没) |
出身校 | 京都帝国大学 |
学問 | |
研究分野 | 哲学・神学 |
研究機関 | 京都帝国大学・関西学院大学 |
学位 | 神学博士 |
生涯
編集1908年、東京生まれ。第三高等学校を経て、1933年に京都帝国大学哲学科を卒業。
1937年に京都帝国大学講師に採用。1942年に助教授昇格。しかし、太平洋戦争が終結すると、占領軍により休職を命じられ(公職追放)、1946年に辞職した[3]。
京都帝国大学を辞した後、関西学院大学神学部教授となった。1974年に学位論文『根源的論理の探求 アナロギア・イマギニスの提唱』を提出して神学博士号を取得[4]。1976年に関西学院大学を定年退任し、名誉教授となった。
著作
編集著書
編集- 『アウグスティヌス』 西哲叢書 弘文堂 1937
- 『交りの宗教 ヨハネ書翰講釈』 西村書店 1947
- 『イエス』 弘文堂書房 1948
- 『根源的論理の探究 アナロギア・イマギニスの提唱』岩波書店 1975
共編
編集- 『現代キリスト教講座』 全6巻 気賀重躬,熊野義孝共編 修道社 1956
- 『追憶の波多野精一先生』 小原国芳共編 玉川大学出版部 1970
- 『キリスト教と日本 回顧と展望』 石原謙 聞き手:松村,中川秀恭 日本基督教団出版局 1976
翻訳
編集脚注
編集参考
編集- 松村克己教授略年譜・研究業績一覧表「神学研究」1976-02