松本卓也 (精神分析家)
日本の精神医学者
松本 卓也(まつもと たくや、1983年 - )は、日本の医学者、精神医学者、現代思想研究者。専攻は精神病理学、精神分析学、ラカン派の精神分析とその思想、および精神分析学と関連する現代哲学の諸分野。学位は博士(医学)(自治医科大学・2015年)。京都大学大学院人間・環境学研究科・総合人間学部准教授。
松本 卓也 | |
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生誕 |
松本 卓也 まつもと たくや 1983年(40 - 41歳) 日本・高知県 |
国籍 | 日本 |
研究分野 |
医学、精神医学 精神病理学 精神分析学 哲学、現代思想 |
研究機関 |
京都大学 自治医科大学 |
出身校 |
高知医科大学(学部) 自治医科大学(大学院) |
影響を 受けた人物 | ジャック・ラカン,ジャック=アラン・ミレール |
主な受賞歴 | 日本統合失調症学会一般演題奨励賞 |
プロジェクト:人物伝 |
略歴
編集賞歴
編集- 2011年、日本統合失調症学会一般演題奨励賞
著書
編集単著
編集- 『人はみな妄想する――ジャック・ラカンと鑑別診断の思想』青土社、2015年。
- 『享楽社会論――現代ラカン派の展開』人文書院、2018年。
- 『症例でわかる精神病理学』誠信書房、2018年。
- 『創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで』講談社、2019年。
- 『こころの病気ってなんだろう?』平凡社、2019年。
共著
編集- 『天使の食べものを求めて――拒食症へのラカン的アプローチ』、三輪書店、2012年。
- 『イルミナシオン』、密林社、2012年。
- 『ニュクス』2015年1月号(創刊号)、堀之内出版、2015年。
- 『〈つながり〉の現代思想――社会的紐帯をめぐる哲学・政治・精神分析』明石書店、2018年。