松本典子 (女優)
日本の女優
松本 典子(まつもと のりこ、1935年(昭和10年)8月9日 - 2014年(平成26年)3月26日)は、日本の女優。本名、清水 和子(しみず かずこ)。夫は劇作家の清水邦夫。
まつもと のりこ 松本 典子 | |||||
---|---|---|---|---|---|
本名 | 清水 和子 | ||||
生年月日 | 1935年8月9日 | ||||
没年月日 | 2014年3月26日(78歳没) | ||||
出生地 | 日本・東京 | ||||
死没地 | 日本・東京都世田谷区 | ||||
職業 | 女優 | ||||
ジャンル | 舞台・テレビドラマ・映画 | ||||
配偶者 | 清水邦夫 | ||||
|
経歴
編集東京出身。劇団俳優座養成所(8期)卒業後、1959年に劇団民藝に入団[1]。1960年代から1970年代にドラマや映画で活躍し、以降も舞台などで活動を続けていた。1976年に夫の清水邦夫らと演劇企画グループ「木冬社」を結成。1979年・1984年に第14回・第19回紀伊國屋演劇賞、1987年に第37回芸術選奨文部大臣賞受賞。2001年6月にシアターΧで上演された「女優N」が最後の舞台となった[2]。
出演作品
編集映画
編集- 「キャンパス110番」より 学生野郎と娘たち(1960年) - 女子学生セツ
- 狂熱の季節(1960年) - 文子
- ママ恋人がほしいの(1961年) - ムコの姉
- 天使と野郎ども(1962年) - 純子
- 雲に向かって起つ(1962年) - 津島悦子
- ハイティーンやくざ(1962年) - 吉野初子
- 硝子のジョニー 野獣のように見えて(1962年) - 和子
- 花と竜(1962年) - 染奴
- 夜の勲章(1963年) - 夏木瑛子
- 競輪上人行状記(1963年) - 佐山徳子
- 示談屋(1963年) - 住友マリ
- 続男の紋章(1963年) - 絹江
- 敗れざるもの(1964年) - 三好看護婦
- ヒロシマ一九六六(1966年) - 内山淳子
- 忍者武芸帳(1967年) - 螢火
- 地の群れ(1970年) - 宇南英子
- 翼は心につけて(1978年) - 原主任看護婦
テレビドラマ
編集- 喜びも悲しみも幾歳月(1965年、TBS) - 有沢きよ子
- 記念樹(1966年、TBS)第9話 - マダム・みみ
- 東芝日曜劇場 続 女と味噌汁(1965年、TBS) - 久保田康子 役
- 木下恵介アワー おやじ太鼓 第二部(1969年、TBS) - 渡辺 役
- 放浪記(1974年、TBS) - ナレーター
- 白い巨塔(1978年、フジテレビ) - 亀山君子
- 君は海を見たか(1982年、フジテレビ) - 谷岡婦長
テレビ番組
編集- 一枚の写真(フジテレビ)
ラジオ
編集- 夜のバラード (東京放送) - パーソナリティ(1966年〜1968年)
- 愛のメルヘン(TBSラジオ)
脚注
編集- ^ 「俳優の松本典子さん死去」『朝日新聞デジタル』2014年3月28日。オリジナルの2014年3月28日時点におけるアーカイブ。2019年3月2日閲覧。俳優の松本典子さん死去 朝日新聞 2014年3月28日
- ^ 松本典子さん死去 間質性肺炎で デイリースポーツ 2014年3月28日
- ^ 女優の松本典子さん死去、78歳 蜷川さん演出作品で芸術選奨スポーツニッポン2014年3月28日閲覧