松平信賢
松平 信賢(まつだいら のぶます)は、江戸時代後期の大名。駿河国小島藩の第8代藩主。官位は従五位下・丹後守。滝脇松平家15代。
時代 | 江戸時代後期 - 明治時代 |
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生誕 | 文化5年6月17日(1808年7月10日) |
死没 | 明治6年(1873年)9月11日 |
墓所 | 東京都台東区下谷の英信寺 |
官位 | 従五位下丹後守 |
幕府 | 江戸幕府 |
主君 | 徳川家斉→家慶 |
藩 | 駿河小島藩主 |
氏族 | 形原松平家→滝脇松平家 |
父母 |
父:松平信志、母:不詳 養父:松平信友 |
兄弟 | 信賢、信豪、飛鳥井雅久室、胤ら |
妻 | 正室:松平信友の娘 |
子 |
滝脇信成 養子:信進 |
略歴
編集先代・松平信友の娘婿となり、天保7年(1836年)5月14日に養父が隠居したため跡を継いだ。天保の大飢饉で藩財政に苦しんだ。
藩主になった天保7年(1836年)、駿府周辺では飢饉が発生した[1]。
『大里村誌 下巻(三)』に小島藩浜方(中島村、下島村、西島村、西脇村、池田村)周辺の、当時の状況を知ることができる日記の転記が掲載されている。資料には具体的な村名は記載されていない。日記の内容は、ニ、三年前からの凶作により天保7年(1836年)に次第に食べるものが少なくなる状況が記されている。山間部に居住する者の被害が大きかったという。
系譜
編集父母
正室
- 松平信友の娘
子女
- 滝脇信成(次男)
養子
参考資料
編集- 『天保飢饉から幕末の混乱へ』静岡県立中央図書館
- 『大里村誌 下巻(三)』
脚注
編集- ^ 『天保飢饉から幕末の混乱へ』静岡県立中央図書館
- ^ 小島陣屋御殿書院(小島町文化財資料館)展示物より