松川村
長野県北安曇郡の村
松川村(まつかわむら)は、長野県にある村。安曇野の北部にあたる。北安曇郡に属する。
まつかわむら 松川村 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方(甲信越地方) | ||||
都道府県 | 長野県 | ||||
郡 | 北安曇郡 | ||||
市町村コード | 20482-0 | ||||
法人番号 | 8000020204820 | ||||
面積 |
47.07km2 | ||||
総人口 |
9,526人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 202人/km2 | ||||
隣接自治体 | 大町市、安曇野市、北安曇郡池田町 | ||||
村の木 | アカマツ | ||||
村の花 | レンゲツツジ | ||||
松川村役場 | |||||
村長 | 須沢和彦 | ||||
所在地 |
〒399-8501 長野県北安曇郡松川村76-5 北緯36度25分26秒 東経137度51分16秒 / 北緯36.42397度 東経137.85458度座標: 北緯36度25分26秒 東経137度51分16秒 / 北緯36.42397度 東経137.85458度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
編集安曇野地区の北西側・北アルプスの東側の麓に位置し、大町市と安曇野市との間に挟まれた場所にある村である。平成22年の国勢調査 で男性の平均寿命が82.2歳で国勢調査を行った当時の全自治体の中で日本一になった[1]。
人口
編集- 人口は首都圏・京阪神・中京圏等の大都市圏からの移住者によって右肩上がりに増加し、現在は約1万人程度であり[2]、長野県における町制施行条件(人口8000人以上)を満たす[3]。安曇野市への通勤率は20.17%(平成27年国勢調査)。また、昼夜間人口比率は77.5%(平成27年国勢調査)であり、長野県の77市町村中、あるいは全国の村の中で最も低い値であった。
松川村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 松川村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 松川村
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
松川村(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
地理
編集隣接する自治体
編集歴史
編集- 1874年(明治7年)10月22日 - 筑摩県安曇郡鼠穴村、細野村、神戸新田村、松川村及び板取村が合併して、松川村が発足する。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 長野県の所属となる。
- 1879年(明治12年)1月4日 - 郡区町村編制法の施行により、北安曇郡の所属となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、北安曇郡松川村の区域をもって、北安曇郡松川村が発足する。
- 1945年(昭和20年) - 登戸研究所北安分室が戦時疎開。
- 1947年(昭和22年)10月13日 - 昭和天皇が村内に行幸(昭和天皇の戦後巡幸)。開拓地や木材工場を視察[4]。
- 1966年(昭和41年)12月20日 - 村章を制定する[5]。
- 1977年(昭和52年)10月1日 - 村旗を制定する[6]。
- 2010年(平成22年)9月8日 - スズムシの捕獲を原則禁止する条例を施行[7]。
- 2019年(令和元年)10月25日 - 村制130周年を記念し村歌「松川村賛歌」を制定。
行政
編集村長
編集- 須沢和彦(2024年3月7日就任 1期目)
行政機関
編集北アルプス広域連合に所属している。所轄警察署は大町警察署である。所轄消防署は北アルプス広域消防本部南部消防署である。
友好都市
編集村旗・村章
編集村旗は1977年10月1日に制定された。地色は緑色であり、紋章は白色が指定されている[6]。
村章は1966年12月20日に制定された。「マ」を円形化し、「川」の字を組み合わせたもの[5]。
議会
編集村議会
編集- 議長:平林寛也(2018年3月26日就任)
- 議員定数:12人
長野県議会(北安曇郡選挙区)
編集→詳細は「長野県議会」を参照
- 定数:1人
- 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
- 宮沢敏文(無所属)
衆議院
編集- 選挙区:長野2区(長野市の一部、松本市、大町市、安曇野市、東筑摩郡、北安曇郡、上水内郡)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:382,082人
- 投票率:57.04%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 下条みつ | 65 | 立憲民主党 | 前 | 101,391票 | ○ |
比当 | 務台俊介 | 65 | 自由民主党 | 前 | 68,958票 | ○ |
手塚大輔 | 38 | 日本維新の会 | 新 | 43,026票 | ○ |
教育
編集学校
編集図書館
編集交通
編集鉄道
編集バス
編集道路
編集- 安曇野スケッチロード
- 北アルプスパノラマロード
高速道路
編集村内に高速道路は通っていない。最寄りのインターチェンジは安曇野市にある安曇野インターチェンジ(長野自動車道)である。
一般国道
編集都道府県道
編集- 長野県道275号上生坂信濃松川停車場線
- 長野県道306号有明大町線(山麓線、北アルプスパノラマロード)
- 長野県道450号矢地赤芝線
道の駅
編集ご当地ナンバー導入に向けた取り組み
編集安曇野市、北安曇郡池田町・松川村、東筑摩郡生坂村の4市町村を対象として、2025年を目途に、ご当地ナンバー「安曇野」の導入を目指している[8]。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集ゆかりの人物
編集- いわさきちひろ - 両親が戦後、当村に開拓移民として移住。
出身者
編集- 勝野慎子(シンガーソングライター)
関連項目
編集脚注
編集- ^ “長寿日本一、男性は長野県松川村の82.2歳 厚労省が発表”. NSM産経ニュース. 2014年8月23日閲覧。
- ^ “ルーテルまつかわ分譲中”. 松川村. 2014年8月23日閲覧。
- ^ 地方自治法第8条第2項の規定による町としての要件に関する条例
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、97頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ a b “松川村の村章規程”. 松川村例規集. 2014年8月23日閲覧。
- ^ a b “松川村村旗”. 松川村例規集. 2014年8月23日閲覧。
- ^ 安曇野松川村すずむし保護条例
- ^ 中信4市町村のご当地ナンバー 表記は「安曇野」に決定 7月末から住民アンケート信濃毎日新聞社 2022年7月5日