松岡 貴史(まつおか たかし、1950年昭和25年)9月6日 - )は、日本現代音楽作曲家鳴門教育大学名誉教授徳島文理大学音楽学部教授東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。同大学大学院音楽研究科作曲専攻修士課程修了。長崎県佐世保市出身。

松岡 貴史
生誕 (1950-09-06) 1950年9月6日(74歳)
出身地 日本の旗 日本 長崎県佐世保市
学歴 東京芸術大学音楽学部作曲科卒業
東京芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修士課程修了
ジャンル 現代音楽
合唱曲
室内楽
職業 作曲家

妻は鳴門教育大学講師で作曲家の松岡みち子。長男は東京藝術大学演奏芸術センター准教授で作曲家、編曲家の松岡あさひ[1]

経歴

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1975年東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。1979年に同大学大学院音楽研究科作曲専攻修士課程修了。1981年にはDAAD奨学生としてデュッセルドルフ音楽大学に留学。これまでに作曲を長谷川良夫平吉毅州小林秀雄南弘明に師事。デュッセルドルフ音楽大学ではギュンター・ベッカーに師事[2]

1980年朝日作曲賞佳作、1982年にシュトゥットガルト市作曲賞、1985年にエルディング国際オルガン曲作曲コンクール1位、1997年に徳島県芸術祭最優を受賞する[3]

1986年より鳴門教育大学学校教育学部講師に就任。その後、1989年に同学部助教授、1999年に同学部教授に就任。2008年より同大学大学院学校教育研究科教授に就任。また、2000年には文部省在外研究員としてハンブルク音楽大学に勤務。2016年より鳴門教育大学の名誉教授に就任。翌年の2017年徳島文理大学音楽学部の教授に就任[4]

主要作品

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  • 『Eine Episode-schweigend, strahlend, sich befreiend』
  • 『Katharsis』für Kammerensemble』
  • 『Syrinx』für Orgel』
  • 『音の絵本』(ピアノ)(1987年、音楽之友社)
  • 『竹取物語』(ファゴット、ハープ、朗読)
  • 『ピエタ』(フルートソロ)(1989年、音楽之友社)
  • 『アポロンの時』(ユーフォニアム、ピアノ)
  • 『Klima』für Klaviertrio』
  • 『お茶の時間』(ソプラノ、メゾソプラノ、アルト、バリトン、ピアノ)
  • 『忘れられた時』(ゼフュロス、ピアノ)
  • 『かく 遠くも 近く』(ヴァイオリン、トロンボーン)(2003年、音楽之友社)
  • 『ティンパニッシモ』(ティンパニ)(2003年、日本作曲家協議会)
  • 『ちいさなともだち』(女声合唱組曲)(2003年、カワイ出版)
  • 『観想の庭』(ピアノ)(2005年、音楽之友社) 
  • 『Aura』for guitar』
  • 『moto simpatico』per due pianoforti』
  • 『春の宵は・・・』(尺八、十七絃箏)
  • 『A-Un』für Klavierduo
  • 『春夜に寄す』(無伴奏男声合唱組曲)
  • 『カプリッチョ』(チェロソロ)
  • エチュード『雪の夜の幻想』(ピアノ)(平成19年度PTNAピアノコンペティション特級課題曲)
  • 『コスモス』(ピアノ)
  • 『Melos Pneumatos』(オーケストラ)

受賞歴

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関連項目

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脚注

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出典

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  1. ^ 作曲家の松岡貴史さん、みち子さん夫妻が恒例のコンサートを北島町創世ホールで開く”. 徳島新聞. 2024年4月14日閲覧。
  2. ^ 松岡 貴史”. 徳島文理大学. 2023年12月24日閲覧。
  3. ^ 松岡 貴史”. HMV. 2023年12月24日閲覧。
  4. ^ 松岡 貴史”. researchmap. 2023年12月24日閲覧。