松ヶ岡公園

福島県いわき市にある公園

松ヶ岡公園(まつがおかこうえん)は、福島県いわき市字薬王寺台にある公園。いわき市内で最も古い公園である[1]

松ヶ岡公園
Matsugaoka Park
新緑の5月、松ヶ岡公園橋を見下ろす
松ヶ岡公園の位置(福島県内)
松ヶ岡公園
分類 都市公園(地区公園)
所在地
福島県いわき市字薬王寺台3番地
座標 北緯37度3分19.3秒 東経140度52分57.2秒 / 北緯37.055361度 東経140.882556度 / 37.055361; 140.882556座標: 北緯37度3分19.3秒 東経140度52分57.2秒 / 北緯37.055361度 東経140.882556度 / 37.055361; 140.882556
面積 37,119.84 m2
開園 1907年(明治40年)
運営者 財団法人いわき市公園緑地観光公社
駐車場 あり(73台)
公式サイト いわき市松ヶ岡公園
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松ヶ岡公園から見た平市街
松ヶ岡公園東側入口
東側入り口付近の紅葉(2012年11月)
紅葉の風景(2012年11月)
公園内のひょうたん池の東屋(2010年5月撮影)

「松ケ岡公園」とも表記される。「松が岡公園」と書く場合もあるが正確には誤りである。

概要

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松ヶ岡公園の歴史は古く、1907年(明治40年)に当時の平町議会が日露戦争記念行事として整備した事が始まりである。

園内には270本のソメイヨシノが植えられていていわき市内でのの名所として知られ、毎年4月の花見シーズンには恒例の桜まつりが開かれる。桜まつりは市内外からの多くの観光客で賑わいを見せる。またツツジの銘木を全国から3,000本ほど集めたツツジ園も名所となっている[2]。 なおツツジ園は第一公園に、桜は園内各所に植えられている。

また以前は第一公園にはメリーゴーランドなどの遊技施設があった(東日本大震災により遊具類に甚大な被害があり、老朽化もあって2011年をもって遊具の運行は完全に終了した。現在は完全に撤去されている)。第二公園側には平藩安藤対馬守の銅像や天田愚庵邸などがある。遊具と歴史が共存する公園となっている。

遊技施設

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老朽化による撤去直前の遊戯施設(2012年11月)

※現在はトンネルぐるりんを除く遊具類は撤去済み。これは2011年3月以前のもの。

  • メリーゴーランド - 20人乗り(馬車2台・馬12台)
  • 回転ボート - 6人乗(6そう)
  • 豆汽車 - 6人乗(3両)
  • スカイサイクル - 2人乗(7両)
  • トンネルぐるりん - 第2公園に所在。無料

料金

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  • こども 個人60円 団体40円
  • 大人 個人120円 団体100円
    • こどもは3歳以上、大人は中学生以上
    • 団体は20名以上
  • 毎月第3日曜日の「家庭の日」に、小学6年生以下の児童の有料遊戯施設の料金を無料にするサービスを実施している

営業時間

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  • 午前9時 - 午後5時(切符の販売は午後4時30分まで)
    • 桜やツツジの開花時期に合わせて営業時間の延長あり

休園日

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  • 4月、5月は無休
  • その他は毎週木曜日(但し祝日にあたる場合はその翌日)
  • 12月29日 - 1月3日

落ち葉のプール

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冬季限定のイベントとして「落ち葉のプール」がある。市内の公園から集めた落ち葉を使いプールを作り、中で遊ぶことができる。落ち葉はクヌギナラカエデなどを使用。東北でも雪がほとんど降らず、温暖ないわき市ならではのイベントと言える。

交通

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脚注

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  1. ^ 松ヶ岡公園の基本情報-じゃらん観光ガイド
  2. ^ [いわきでは最も古い公園。つつじは東京大塚の安藤邸内の古つつじ1000本を移植。(NHK大河ドラマ『篤姫』の「篤姫紀行」で紹介)]

関連項目

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外部リンク

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