東隆眞
東 隆眞 (あずま りゅうしん、1935年12月20日 - 2022年5月17日[1])は、日本の仏教学者(文学博士、元駒沢女子大学学長、同名誉教授)、曹洞宗の僧侶(大乗寺山主、同専門僧堂堂長)。専門は曹洞宗学(瑩山紹瑾・徹通義介)。
人物情報 | |
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生誕 |
1935年12月20日(88歳) 日本・京都府丹波市 |
死没 |
2022年5月17日(86歳没) 日本・石川県金沢市 |
出身校 | 駒澤大学大学院 |
学問 | |
研究分野 | 曹洞宗学(瑩山紹瑾) |
研究機関 | 駒沢女子大学 |
学位 | 文学博士(乙種、駒澤大学、1987年) |
主な業績 | 瑩山紹瑾研究 |
主な受賞歴 | 日本印度学仏教学会賞(1969年) |
略歴
編集- 1935年、京都府丹波市の真言宗寺院に生まれる
- 1953年、徳島県の成満寺にて渡辺頼応に師事して出家
- 1954年、總持寺で修行
- 1956年、駒澤大学仏教学部禅学科に入学
- 1960年、同学部卒業、同大学院進学
- 1962年、同修士課程修了し、駒沢学園女子中学校教諭に就任
- 1964年、大乗寺山主松本龍潭に嗣法
- 1977年、山口県弥勒寺住職となる
- 1982年、駒沢学園学監に昇任
- 1985年、山口県松兼寺住職に転任
- 1987年、文学博士号を授与される(乙種、駒澤大学)
- 1990年、女子中学校・高等学校校長に昇任
- 1995年、駒沢女子短期大学長・駒沢女子大学学長に就任
- 2002年、同学長を退任、名誉教授となる、大乗寺山主に就任
- 2003年、大乗寺専門僧堂堂長に就任
- 2004年、善寳寺僧堂師家を兼任
- 2022年、大乗寺にて遷化
受賞歴
編集- 1969年、日本印度学仏教学会賞
- 1995年、東京都功労者
著書
編集- 『道元小事典』(春秋社、1982年)
- 『洞谷記に学ぶ - 日本初期曹洞宗僧団の胎動』(曹洞宗宗務庁、1982年)
- 『わが家の宗教 曹洞宗』(大法輪閣、1983年)
- 『曹洞宗信行教典』(鎌倉新書、1984年)
- 『正法眼蔵随聞記に聞く』(教育新潮社、1985年)
- 『誓願に生きる』(曹洞宗宗務庁、1990年)
- 『太祖瑩山禅師』(国書刊行会、1996年)
- 『仏陀から道元への道 - インド・ネパール仏蹟巡礼記』(国書刊行会、2000年)
- 『禅と女性たち』(青山社、2000年)
- 『日本の仏教とイスラーム』(春秋社、2002年)
- 『信心銘拈提を読む』(春秋社、2003年)
- 『大乘寺を開いた徹通義介禅師』(久松文雄絵、大乗寺、2005年)
- 『『坐禅用心記』に参ずる』(大法輪閣、2007年)
- 『敬礼 - 大乘寺開山徹通義介禅師 - 貧<節倹と陰徳>の家風に学ぶ』(大乗寺、2007年)
翻訳
編集- 『伝光録 - 現代語訳』(大蔵出版、1991年)
編著
編集共編著
編集訓注・解説
編集博士論文
編集論文
編集記念論集
編集- 『禅の真理と実践 - 東隆眞博士古稀記念論集』(春秋社、2005年)
参考文献
編集- 「東隆眞博士 略歴・主要業績」(『禅の真理と実践 - 東隆眞博士古稀記念論集』、春秋社、2005年)
脚注
編集- ^ 「東隆眞氏(駒沢女子大元学長、金沢市・曹洞宗大乘寺住職)」【中外日報】2022年5月18日
外部リンク
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