東邦チタニウム
東邦チタニウム株式会社(とうほうチタニウム)は、日本で大きなシェアをもつ非鉄金属メーカーの大企業。チタンの素材加工において世界有数のメーカーである。チタン事業では、大阪チタニウムテクノロジーズ(旧住友チタニウム)と市場を二分する。新素材であるWEBTiが注目されている。東京証券取引所プライム市場上場、証券コード5727。
茅ヶ崎工場 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 邦チタ、東邦チタ |
本社所在地 |
日本 〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番1号 JR横浜タワー22階 |
設立 | 1953年8月20日 |
業種 | 非鉄金属 |
法人番号 | 7021001007190 |
事業内容 | 金属チタン、電子セラミックス、触媒 |
代表者 | 代表取締役社長 山尾康二 |
資本金 | 119億63百万円 |
売上高 | 連結803億51百万円 |
営業利益 | 連結106億93百万円 |
経常利益 | 連結105億32百万円 |
純資産 | 連結532億81百万円 |
総資産 | 連結1114億29百万円 |
従業員数 | 連結1127名(2023年3月期) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
JX金属 50.38% 日本製鉄 4.92% 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 1.27% STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505225 1.21% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 1.06% (2018年9月30日現在[1]) |
主要子会社 |
トーホーテック(株) 東邦マテリアル(株) |
関係する人物 | 杉内清信(元社長) |
外部リンク | https://www.toho-titanium.co.jp/ |
特記事項:経営指標は2016年3月期 |
事業所
編集沿革
編集- 1953年(昭和28年) - 銅製錬大手の日本鉱業株式会社(現:ENEOSホールディングス)、チタン製錬の優れた技術者であった石塚父子(大阪特殊製鉄所〈現・大阪チタニウムテクノロジーズ〉の創業者・石塚幸次郎とその子息・石塚博)及びチタンの将来性に注目していた第一物産株式会社(現・三井物産)の三者合弁により設立。
- 1954年(昭和29年) - 神奈川県茅ヶ崎市に工場を建設。スポンジチタンの生産を開始。
- 1955年(昭和30年) - 株式を公開し、東京証券市場での店頭売買を開始。
- 1956年(昭和31年) - チタンインゴットの生産を開始。
- 1961年(昭和36年) - 東京証券取引所第二部に上場。
- 1970年(昭和45年) - 高純度酸化チタン商業生産開始。
- 1986年(昭和61年) - 高活性触媒THC製造設備完成。
- 2006年(平成18年) - 東京証券取引所第一部へ指定替え。
- 2008年(平成20年) - 福岡県北九州市八幡東区に八幡工場完成。
- 2010年(平成22年) - 福岡県北九州市若松区に若松工場完成。
- 2018年(平成30年) - 親会社のJXTGホールディングスが、保有株式を同社の完全子会社であるJX金属に譲渡。
- 2020年(令和2年) - 本社を神奈川県横浜市に移転。
脚注
編集- ^ 四半期報告書(第88期第2四半期)
関連項目
編集- 東邦チタニウムサッカー部
- 新日鉱ホールディングス - 元・親会社(2010年6月30日まで)
- ENEOSホールディングス - 元・親会社(2010年7月1日から2018年6月28日まで)
- JX金属 - 親会社(ENEOSグループ、2018年6月29日から)
- 日本製鉄 - 第2位の株主