東洞町
愛知県瀬戸市の地名
東洞町(ひがしぼらちょう)は、愛知県瀬戸市古瀬戸連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
東洞町 | |
---|---|
北緯35度13分27.5秒 東経137度6分51.3秒 / 北緯35.224306度 東経137.114250度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 瀬戸市 |
地区[1] | 古瀬戸連区 |
町名制定[2] | 1942年(昭和17年)1月9日 |
面積 | |
• 合計 | 0.057922550 km2 |
標高 | 143.5 m |
人口 | |
• 合計 | 134人 |
• 密度 | 2,300人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
489-0841[6] |
市外局番 | 0561(瀬戸MA)[7] |
ナンバープレート | 尾張小牧 |
地理
編集- 瀬戸市の中央部に位置する[8]。西を仲洞町、北を王子沢町・西拝戸町、東を東町、南を南東町と隣接している[8]。
- 古い窯業集落で、瀬戸の中心的な陶磁器生産地域であった[9]。現在でも、丘陵斜面に住宅と陶磁器関係の中小工場が混在する[8]。
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる[11]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 瀬戸市立にじの丘小学校 | 瀬戸市立にじの丘中学校 | 尾張学区 |
歴史
編集町名の由来
編集山地の谷が行きづまる所を洞と呼び、瀬戸村東部にある宝泉寺の南方を通称洞と呼んでいた。この地の東部にあたることから、町名設定の際に東洞町としたという[12]。
沿革
編集世帯数と人口
編集2024年(令和6年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[5]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
東洞町 | 61世帯 | 134人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 167人 | [13] | |
2000年(平成12年) | 170人 | [14] | |
2005年(平成17年) | 174人 | [15] | |
2010年(平成22年) | 147人 | [16] | |
2015年(平成27年) | 122人 | [17] | |
2020年(令和2年) | 134人 | [18] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 52世帯 | [13] | |
2000年(平成12年) | 60世帯 | [14] | |
2005年(平成17年) | 62世帯 | [15] | |
2010年(平成22年) | 59世帯 | [16] | |
2015年(平成27年) | 54世帯 | [17] | |
2020年(令和2年) | 55世帯 | [18] |
交通
編集鉄道
編集町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅になる。
バス
編集町内にバスは走っていない。最寄りのバス停は、名鉄バス「しなの線(瀬戸北線)」【1】【1H】【2】【2H】【3】【4】系統、同「本地ヶ原線」【10】系統の陶祖公園バス停になる。
道路
編集施設
編集- 白龍大明神 : 落武者のたたりを治めるために、その化身の白龍を祀っているとされる[19]。
- 瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム 瀬戸民藝館 : 江戸時代後期以降につくられてきた、人々の日常の暮らしで使われてきたうつわを、ものづくりの視点から紹介していく施設[20]。
- 王子窯モロ : 1900年(明治33年)に建てられた、木造2階建ての平入切妻造り建物。「モロ」とは陶磁器を生産する工房のこと[21]。
- 洞 窯跡の杜 : 2013年(平成25年)度から整備された里山林として公開されている。域内には2つの窯跡とモロ(作業場)の跡が残る[22]。
- かしわ窯(有限会社 イワツキ) : 瀬戸で採掘された土を使い、その土や釉薬に独自のブレンドを施し、1965年(昭和40年)の創業時から変わらぬ製法を守り続けている窯元[23]。
- 東洞町ちびっこ広場 : 町の北部にある小さな公園。鉄棒とシーソー、スプリング遊具がある。
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集出典
編集- ^ “町丁名一覧【連区別】” (PDF). 瀬戸市 (2023年11月2日). 2024年1月7日閲覧。
- ^ a b 瀬戸市 1942.
- ^ “愛知県瀬戸市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2021年7月7日閲覧。
- ^ “瀬戸市の標高&海抜”. 標高海抜ナビ (2018年). 2022年9月4日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯 令和6年1月1日現在” (PDF). 瀬戸市 (2024年1月7日). 2024年1月7日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年7月7日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1704.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1121.
- ^ “町名別通学学校名一覧” (PDF). 瀬戸市 (2023年9月16日). 2024年1月7日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ “洞町 - Setopedia”. 瀬戸市 (2016年11月28日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2021年7月7日閲覧。
- ^ a b 総務省統計局 (2022年2月10日). “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 2022年4月23日閲覧。
- ^ “洞・窯垣の小径コース”. 瀬戸市観光協会. 2021年7月7日閲覧。
- ^ “瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム 瀬戸民藝館 - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2023年1月3日閲覧。
- ^ “王子窯モロ”. 瀬戸市 (2019年6月24日). 2021年8月29日閲覧。
- ^ “窯跡(洞・窯跡の杜)”. 瀬戸市. 2021年8月29日閲覧。
- ^ “かしわ窯(有限会社 イワツキ) - せと・まるっとミュージアム”. 瀬戸市観光協会. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年7月7日閲覧。
参考文献
編集- 瀬戸市 編『昭和17年1月9日施行 町名設定調書(其ノ一)瀬戸地区』瀬戸市、1942年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
関連項目
編集外部リンク
編集- 瀬戸市ホームページ
- 瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム瀬戸民藝館
- ウィキメディア・コモンズには、東洞町に関するカテゴリがあります。