東新郡
東新郡(トンシンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国慈江道の南東部に位置する郡。
位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 동신군 |
漢字: | 東新郡 |
片仮名転写: | トンシン=グン |
統計(2008年) | |
面積: | 1,205 km2 |
総人口: | 47,460[1] 人 |
行政 | |
国: | 朝鮮民主主義人民共和国 |
地理
編集北に 龍林郡・前川郡、北西に松源郡、南東に平安南道大興郡・寧遠郡、南西に熙川市と接する。
西部には清川江の谷がある。南には妙香山脈、北と東には狄踰嶺山脈の高い山々がそびえている。郡の大部分は山地で、最高峰は雄魚水山(2020m)である。
歴史
編集独立前には平安北道熙川郡の新豊面、東倉面、長洞面、東面などに属した。1949年1月から慈江道に属するようになった。
年表
編集この節の出典[2]
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、慈江道熙川郡新豊面・東倉面・長洞面および東面の一部地域をもって、東新郡を設置。東新郡に以下の邑・里が成立。(1邑14里)
- 東新邑・京興里・東興里・石浦里・我弄城里・白山里・館里・龍坪里・元興里・西陽里・温泉里・金石里・水田里・文化里・温沙里
- 1953年 (1邑14里)
- 東新邑が生里に降格。
- 館里が東新邑に昇格。
- 1958年 - 温沙里が東新邑・京興里に分割編入。(1邑13里)
- 1981年 (1邑14里)
- 熙川市清雲里を編入。
- 我弄城里が薬水里に改称。
- 1990年 (1邑14里)
- 東新邑が東倉里に降格。
- 清雲里が熙川市清上里の一部と合併し、東新邑が発足。
産業
編集農業と林業がこの地域の主要産業である。全体面積の13%が可耕地で、残り87%の大部分が山林である。主要作物はとうもろこしである。
行政区域
編集1邑 14里で構成される。
- 동신읍 (東新邑、トンシヌプ)
- 경흥리 (京興里、キョンフンニ)
- 원흥리 (元興里、ウォヌンニ)
- 룡평리 (龍坪里、リョンピョンニ)
- 생리 (生里、センニ)
- 동흥리 (東興里、トンフンニ)
- 백산리 (白山里、ペクサンニ)
- 석포리 (石浦里、ソクポリ)
- 약수리 (薬水里、ヤクスリ)
- 서양리 (西陽里、ソヤンニ)
- 온천리 (温泉里、オンチョンニ)
- 문화리 (文化里、ムヌァリ)
- 수전리 (水田里、スジョンニ)
- 금석리 (金石里、クムソンニ)
- 동창리 (東倉里、トンチャンニ)
交通
編集脚注
編集- ^ 조선중앙통계국,2008년 인구 조사,2009년.
- ^ 자강도 동신군 역사