東京福山通運
東京福山通運株式会社(とうきょうふくやまつうん)は東京都江東区に本社を置く運送会社。「王子急便」の名称で、宅配便や企業間のメール便など小口貨物の輸送をはじめ、貸切輸送や特別積合せ事業を行うほか、3PL事業や倉庫業、通関業なども営む。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒115-8678 東京都江東区新砂1丁目13番6号 (福山通運株式会社東京支店内) |
設立 | 1944年12月29日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 8010601040551 |
事業内容 | 貨物運送事業 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 渡邉一雄 |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
523億2000万円 (平成21年3月期・グループ合計) |
純利益 |
△4億4,040万1,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
154億9,800万4,000円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 1,295名(2021年12月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 福山通運株式会社 54.3% |
主要子会社 | 関連企業の項目を参照 |
関係する人物 | 濱野清吾・濱野剛(元社長) |
外部リンク | https://www.tokyofukutsu.co.jp/ |
かつては「王子観光」の名称で観光バス事業も行っていたが、2000年の道路運送法改正と同時に、バス事業が免許制から許可制に変わり、これに追い討ちをかける形で新免事業者が多数参入した。これらの要素が原因で大きく需要が下がり、会社の方針で貨物運送事業に専念することとなり、2002年には観光バス事業を廃止した。現在、観光バス車庫の跡地はDCM東十条店、およびスーパーオートバックス環七王子神谷店に改築されている。
2009年10月1日をもって、第三者割当による新株式の引受けを実施し、福山通運の子会社となった。
沿革
編集- 1944年(昭和19年)12月29日 - 会社設立。
- 1951年(昭和26年)5月 - 倉庫業開始。
- 1957年(昭和32年)9月 - 保険代理業開始。
- 2009年(平成21年)10月 - 福山通運の子会社となる。
- 2010年(平成22年)12月 - 本社を福山通運東京支店内へ移動。
- 2011年(平成23年)7月1日 - 王子くびき運送の事業を新潟王子運送株式会社へ移管。その後、王子くびき運送は同年12月13日付で解散。
- 2016年(平成28年)10月 - 関東王子運送株式会社の本店登記を福山通運東京支店内へ移動。
- 2020年(令和2年)4月1日 - 子会社の王子商事株式会社を吸収合併。
- 2021年(令和3年)8月2日 - 新潟王子運送が新潟福山通運、東北王子運送が東北福山通運に社名変更。
- 2022年(令和4年)8月26日 - 臨時株主総会を開催。同年10月1日付での東京福山通運株式会社への社名変更[2]、及び子会社の関東王子運送の「東京南福山通運株式会社」への社名変更[3]を決議した。
関連企業
編集- 東京南福山通運株式会社 (←関東王子運送←千葉王子運送)
- 新潟福山通運株式会社 (←新潟王子運送)
- 東北福山通運株式会社 (←東北王子運送←福島王子運送(旧))
- 株式会社オー・エス・エス
- 王子エクスプレス株式会社
かつてあった子会社
編集- 王子くびき運送株式会社 - 頚城運送倉庫株式会社との合弁会社。2011年に頚城運送倉庫出資分を買い取り完全子会社としたのち、事業を新潟王子運送へ譲渡し、会社清算。
- 宮城王子運送株式会社 - 東北王子運送が吸収。
- 山形王子運送株式会社 - 東北王子運送が吸収。
- 福島王子運送株式会社(新) - 東北王子運送が吸収。
- 王子商事株式会社 - 2020年4月に王子運送が吸収。
- 王子コラボ・マネジメント株式会社- 福山通運資本提携時に存在していた会社。
脚注
編集- ^ a b 東京福山通運株式会社 第111期決算公告
- ^ “定款一部変更に関するお知らせ”. 2022年8月29日閲覧。
- ^ “定款一部変更に関するお知らせ(関東王子運送)”. 2022年9月29日閲覧。