東京水上警察署
概要
編集全国に11カ所(東京・横浜・大阪・神戸・名古屋・広島・下関・北九州・博多・長崎・函館)所在した水上警察署の一つであった(横浜・大阪・神戸は現存する)。
東京水上署は警視庁第1方面に属していた。2007年9月定例都議会で新たに「東京湾岸警察署」を設置し水上署を廃止する条例改正案が可決され、2008年3月30日をもって廃止された。港区港南5丁目8番の庁舎(レインボーブリッジのループ部の対岸、港清掃工場に隣接)は同署廃止後に東京湾岸署の別館とされ、舟艇課を改称した「水上安全課」が引き続き使用している。
※以下のデータは、すべて廃止時点(2008年3月30日現在)のものである。
管轄地域
編集陸上面
編集特記のない区域は、全て東京湾岸警察署に移管された。
- 青海一・二丁目
- 葛西臨海公園の東なぎさ(立入禁止区域のため不明)
東京水上警察署が存在した時点では大田区と江東区が帰属を主張し係争中のため区の所属が不明となっていた。
水上面
編集全て東京湾岸警察署に移管された。
警備艇
編集- ふじ
- ひので
- あさしお
- わかちどり
- すいせん
- ひめゆり
- ひばり
沿革
編集交番
編集- 海岸通交番(港区海岸3丁目14-26)
- 水上署廃止後は、三田警察署の管轄
- 竹芝交番(港区海岸1丁目12-2)
- 水上署廃止後は、愛宕警察署の管轄
- 八潮団地交番(品川区八潮5丁目5-5)
- 水上署廃止後は、大井警察署の管轄
- 第五台場交番(品川区東品川5丁目8-4)
- 水上署廃止後は、東京湾岸警察署の管轄
- 大田市場前交番(大田区東海3丁目2-1)
- 水上署廃止後は、東京湾岸警察署の管轄
- お台場海浜公園駅前交番(港区台場1丁目5-2)
- 水上署廃止後は、東京湾岸警察署の管轄
地域安全センター
編集廃止された交番を活用して、日中は民間人の「安全サポーター」が詰めて、地域の安全活動の拠点となっている。
水上派出所
編集水上署廃止後は全て、東京湾岸警察署水上安全課に引き継がれた。
関連項目
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