村松村 (長崎県)

日本の長崎県西彼杵郡にあった村

村松村(むらまつむら)は、長崎県西彼杵半島にあった西彼杵郡に属した。1959年昭和34年)に村内の大部分が北隣[1]長浦村と合併して琴海村となり、一部が東隣[1]時津町に編入された。

むらまつむら
村松村
廃止日 1959年1月15日
廃止理由 分割
【新設合併】村松村(村松郷ほか2郷)、長浦村琴海村
【編入合併】村松村(子々川郷) → 時津町
現在の自治体 長崎市西彼杵郡時津町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 長崎県
西彼杵郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,273
国勢調査、1955年)
隣接自治体 西彼杵郡大瀬戸町時津町三重村外海村長浦村
村松村役場
所在地 長崎県西彼杵郡村松村村松郷
座標 北緯32度51分54秒 東経129度47分14秒 / 北緯32.86511度 東経129.78733度 / 32.86511; 129.78733 (村松村)座標: 北緯32度51分54秒 東経129度47分14秒 / 北緯32.86511度 東経129.78733度 / 32.86511; 129.78733 (村松村)
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現在の長崎市琴海地区の南部、及び西彼杵郡時津町の西部にあたる。

地理

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西彼杵半島の東南部に位置し、東岸を大村湾に接する。

  • 山:三方山、霞岳、堂風岳、迎岳
  • 島嶼:辰島、寺島[2]前島、焼島
  • 河川:村松川、戸根川、西海(にしうみ)川、谷口川、子々川
  • 港湾:村松湾

沿革

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  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、西彼杵郡村松村が単独村制にて発足。
  • 1959年(昭和34年)1月15日 - 村松村の大部分(村松郷・戸根郷・西海郷)と長浦村が合併して琴海村が発足。同時に残部(子々川郷)が時津町へ編入し、村松村は自治体として消滅。

地名

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を行政区域とする。村松村は1889年の町村制施行時に単独で自治体として発足したため、大字は無し。

  • 子々川郷(ししがわ)[3]
  • 戸根郷
  • 西海郷(にしうみ)
  • 村松郷

名所・旧跡

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  • 前島古墳群

参考文献

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脚注

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  1. ^ a b 市町村変遷パラパラ地図 完全版 長崎県 1958年8月1日
  2. ^ 琴海町となった後の1995年(平成7年)に、島の所有者であるさだまさしによって詩島(うたじま)に改称された。改称に至るまでの経緯など詳細は当該頁を参照。
  3. ^ 中世の時代は「鹿皮」と表記した。

関連項目

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