村上総合病院
村上総合病院(むらかみそうごうびょういん)は、新潟県村上市にある医療機関。新潟県厚生農業協同組合連合会(JA新潟厚生連)が運営している病院である。
村上総合病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 新潟県厚生農業協同組合連合会 村上総合病院 |
英語名称 | Murakami General Hospital |
前身 | 村上診療所、村上病院 |
標榜診療科 | 内科、小児科、外科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、歯科・口腔外科、放射線科、リハビリテーション科、透析センター[1] |
許可病床数 | 263[1] |
所在地 |
〒958-8533 新潟県村上市緑町五丁目8番1号[1] |
二次医療圏 | 下越 |
PJ 医療機関 |
新潟県内の新発田市以北を範囲とする下越医療圏(二次医療圏)において、新潟県立新発田病院に次いで2番目の病床数を持つ[2]。
沿革
編集駅西への移転
編集村上市田端町の村上駅前の一等地に立地していた[3]。しかし、老朽化・狭隘化や耐震の懸念を理由に2008年頃から移転新築の検討が始まり、道路を挟んで向かい側の第2駐車場(ジャスコ村上店跡地)、山居山、山辺里、駅西の4箇所を候補に進められ、駅西に決定した[4]。
移転新築は当初の予定よりやや遅れ、現在の病院は2020年12月1日に開院した[5][6]。
従来立地していた場所は、近隣に公共施設や商店街が集積する市街地であるうえ、村上駅や路線バスの運行拠点(新潟交通観光バス 村上営業所)に近く、市内外の各方面と公共交通で結ばれていた。しかし移転先の駅西は2007年度から2009年度にかけての土地区画整理事業によって原信を核とする「村上駅西ショッピングセンター」が開設される[4]など一部開発は行われたものの、東側の市街地や公共交通のネットワークからは隔絶された地域であり、村上駅の構内や周辺を横断する手段もないためアクセスには大きく迂回が必要な状況となっている。
こうしたことから、移転に際し、病院跡地の利用や駅の東西間移動の整備などを含む駅周辺のまちづくりを計画する「村上駅周辺まちづくりプラン」が策定された[4]。
旧病院の解体
編集田端町の旧村上総合病院の解体工事は、2022年秋に始まり、2024年度上半期に完了する予定である[3]。約1万3千平方メートルの敷地は村上市が取得する[3]。
交通アクセス
編集路線バス
編集「村上総合病院前」停留所 - 病院正面玄関前。
- 新潟交通観光バス 村上営業所 - 塩野町車庫前線、- 道の駅関川線(下関線)、- 岩船駅前線、- 寒川線、- 高根線、- 松喜和線、- 小岩内線、- 大須戸線、- (新町経由)縄文の里朝日線、- 北中線[7]
- 「村上駅前」停留所より6分
- 各路線とも、村上総合病院前停留所を経由しない便もある。
- まちなか循環バス「あべっ車」 大回り[8]
- 「村上駅前」停留所→病院前停留所 26分、病院前停留所→「村上駅前」停留所 5分
- せなみ巡回バス[9]
- 「村上駅前」停留所→病院前停留所 25分、病院前停留所→「村上駅前」停留所 8分
乗合タクシー
編集村上市のりあいタクシー[10]が各地区と村上総合病院間で運行されている。
- 神林地区通院対応のりあいタクシー
- 朝日地区通院対応のりあいタクシー
- 山辺里・瀬波地区通院対応のりあいタクシー
タクシー等
編集村上駅より約5分、村上瀬波温泉ICより約6分。
脚注
編集- ^ a b c “病院概要”. 村上総合病院. 2023年6月28日閲覧。
- ^ “下越圏域における医療機能ごとの病床の状況(令和3年度)”. 新潟県. 2023年6月28日閲覧。
- ^ a b c “旧村上総合病院、今秋にも取り壊し開始”. 新潟日報 (2022年8月5日). 2022年8月5日閲覧。
- ^ a b c “村上駅周辺まちづくりプラン(基本構想) 第1章・第2章”. 村上市 (2015年3月). 2020年5月16日閲覧。
- ^ “村上総合病院の開院について”. 新潟県厚生農業協同組合連合会 (2020年12月2日). 2023年6月28日閲覧。
- ^ “村上総合病院の新築に向けた支援を行っています”. 村上市. 2020年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月16日閲覧。
- ^ “時刻表 - 村上市エリア,関川村エリア”. 新潟交通観光バス株式会社. 2023年6月28日閲覧。
- ^ “まちなか循環バス”. 村上市. 2023年6月28日閲覧。
- ^ “せなみ巡回バス”. 村上市. 2023年6月28日閲覧。
- ^ “のりあいタクシー”. 村上市. 2023年6月28日閲覧。