村上 章(むらかみ あきら、1956年 - )は、日本農学者工学者京都大学理事・副学長、京都大学名誉教授。専門は農業土木学地盤工学広島県廿日市市出身[1]

人物

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学部では沢田敏男(元京都大学総長)、大学院では赤井浩一(元京都大学工学部長)の指導を受けた。地盤力学における数値解析逆解析データ同化の研究を行っている。

家族・親族

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祖父は九州大学名誉教授病理学)の小野興作伯父東京大学名誉教授(統計力学)・元群馬大学学長小野周福岡大学名誉教授(放射線医学)の小野庸帯広畜産大学名誉教授(家畜病理学)の小野威

略歴

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業績

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学位研究において、カルマンフィルタを用いた逆解析法「カルマンフィルタ有限要素法」を開発した。現在でいう「データ同化」の有力な手段の一つであるが、気象学などで提案されたのと同時期の独立した研究である。土木工学農業農村工学の実務に用いられており、近年では神戸市と連携して、神戸空港人工島の長期にわたる沈下予測が行われている。そのほか、藤澤和謙(京都大学教授)、福元豊(長岡技術科学大学助教)らとともに、メッシュフリー法個別要素法、Space-time有限要素法を始めとする地盤力学における数値解析法の高度化と実務利用を図っている。

受賞

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  • 1996年 土木学会論文賞[6]
  • 2006年
  • 2007年 農業農村工学会沢田賞
  • 2008年 地盤工学会研究業績賞[7]
  • 2010年 農業農村工学会優秀論文賞
  • 2011年
    • Excellent Contributions Award, International Association for Computer Methdos and Advances in Geomechanics
    • 地盤工学会論文賞[7]
  • 2013年 地盤工学会論文賞[7]
  • 2014年 Appreciation and Recognition Award, International Association for Computer Methdos and Advances in Geomechanics
  • 2016年 地盤工学会事業企画賞[7]
  • 2017年
  • 2019年
  • 2021年
    • 日本農業工学会賞
    • 土木学会応用力学功績賞
  • 2022年
    • 日本農学賞および読売農学賞
    • 日本学士院賞
    • Senior Scientist Award, Asian Pacific Association for Computational Mechanics
    • 農業農村工学会学術賞

著作

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外部リンク

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