杏&影 結婚日記』(あんずアンドえい けっこんにっき)は、前原滋子による日本漫画作品。本項では、長期シリーズの発端である『杏&影 初恋のかくれんぼ』および『杏&影 恋人時代』についても併せて取り扱うものとする。

杏&影 結婚日記
杏&影シリーズ
ジャンル 少女漫画
女性漫画
恋愛漫画
育児漫画
漫画:杏&影 初恋のかくれんぼ
作者 前原滋子
出版社 講談社
掲載誌 週刊少女フレンド
レーベル 講談社コミックスフレンド
発表号 1976年16号(8月20日号[注 1]) - 1977年5号(3月5日号[注 2])
巻数 全1巻
話数 3話
その他 内容:主に中学時代
漫画:杏&影 恋人時代
作者 前原滋子
出版社 講談社
掲載誌 週刊少女フレンド
レーベル 講談社コミックスフレンド
発表号 1979年8号(4月20日号[注 3])・
同年18号(9月20日号[注 4]) - 1979年24号(12月20日号)
巻数 全1巻
話数 6話
その他 内容:16歳から17歳まで
漫画:FOREVER ROMANCE[注 5]
杏&影 結婚日記
作者 前原滋子
出版社 講談社
その他の出版社
『Fuji Art Production』(Amazon Kindle限定 / 2014年より全6巻:ASIN B00L2HTFBKからASIN B0843QG2QRまで)
掲載誌 Fortnightly mimiMonthly Kiss
レーベル 講談社コミックスmimi
講談社コミックスKiss
講談社漫画文庫
発表号 『mimi』1984年12号(6月22日号[5][6]) - 1989年8号(4月28日号)
『Kiss』1992年4月号(創刊[7]) - 1993年11月号[8]
+1995年6月号[9]
巻数 全6巻
話数 20話[注 6]
その他 内容:18歳より結婚10年目まで+緑1話 / 代表作の一つ[注 7]
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

概要

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『初恋のかくれんぼ』『杏&影 恋人時代』の続編として講談社漫画雑誌Fortnightly mimi』にて、1984年12号から連載されていた。

2009年、作者自らの描き直しによるリメイク版として、同年2月から7月に6カ月連続で講談社漫画文庫から文庫版が刊行された。同作者の作品が文庫化されるのは本作が初である。

高校卒業前に結婚した幼なじみカップルの結婚生活・子育てを通しての学生生活や就職活動などを描く。単行本及び文庫本の巻数表記は、「杏&影 ○冊めの結婚日記」。

結婚日記シリーズ・その後

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講談社発刊の新書判や文庫判も、またその後2014年から2020年にかけ作者が個人出版にてAmazon Kindle限定で順次販売した電子書籍[注 8]に於いても『杏&影 結婚日記』シリーズは「全6巻」として刊行されているが、第6巻収録の最終エピソード『10年めの結婚記念日[8]』では、シリーズ全体としての明確な「完結」や「終わり」といった文言の記述はないままである[注 9]

しかし、その第6巻の続編として『Kiss』1995年6月号に巻頭見開きカラー扉絵には「好評シリーズ再登場」「隔月掲載決定!!」とのキャッチコピーが付き、小学3年生になった杏&影夫婦の長女・緑に焦点を当てた第7部第1話『春のめざめ』32頁を発表している[9]
扉絵のキャッチコピーを読めば読者が同年8月号に第2話掲載を期待するのは当然の心理だが[注 10]、CONTENTS(目次)では「ブライダルブック発売記念特別読み切り」との記述な上[注 11]、『春のめざめ』最終ページp.41の欄外には「『杏&影 結婚日記』 / 終わり 前原滋子先生の次回の登場をお楽しみに!!」との編集部コメントで終了した。

作者ブログによると連載予定であったが諸事情により雑誌掲載には「単発読み切り」となったとの事で、その緑のエピソード『春のめざめ』は前後編に分け、作者ブログの「杏&影 単行本未収録作品」のカテゴリーにて2014年より無料公開中である[13][14]
上述ブログ後編の末尾によると長女・緑の話のみではなく第2 - 4話までの構想があると書かれているが、今のところ続編新作の発表はない(2024年8月時点)。

登場人物

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若木 杏(わかぎ あんず)
旧姓・雨峰。17歳の時に、幼馴染の影と結婚する。高校3年の時に妊娠発覚、大学入学から間もなく双子(新と緑)を出産、子育てと学生生活の両立に奔走する。現在はシナリオライター。
若木 影(わかぎ えい)
18歳の誕生日に幼馴染の杏と結婚する。杏には16歳の時にプロポーズしていた。大学卒業後は出版社に就職。
若木 新・緑(わかぎ あらた・みどり)
杏と影の長男・長女。双子の兄妹。新緑の季節に生まれたのでこう名付けられた。
若木 小紅・葉子(わかぎ こべに・ようこ)
杏と影の次女・三女。双子の姉妹。紅葉の季節に生まれたのでこう名付けられた。
保科 俊一(ほしな しゅんいち)。
影の親友。2人の力強い味方。大学3年の春に休学し、世界旅行を経験する。大学卒業後は高校教師に。
若木 真帆(わかぎ まほ)
影の年の離れた妹。見た目も性格も男の子っぽい。影の親友、保科に惚れている。
坂崎 忍(さかざき しのぶ)
杏の大学のクラスメイト。父親が代議士。
野原 実子(のはら みのりこ)
杏と影のマンションの隣に住む。少女小説家。杏の喧嘩相手。
三輪 好和(みわ よしかず)
杏と影の中学時代の同級生。新聞社勤務。漫画家の南 彩の夫。娘にデレデレ。
三輪 さやか(みわ さやか)
杏と影の中学時代の同級生。漫画家。夫は同じく杏と影の同級生の三輪 好和。ペンネームは南 彩(みなみ さやか)

作品リスト

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単行本は「恋人時代」がフレンドKCから、「1冊めの結婚日記」から「3冊め」までがmimi KCから、「4冊め」から「6冊め」までがKISS KCから発行されたが、いずれも絶版。紙書籍は特記がない限り、いずれも講談社のレーベル。

*初出掲載誌の略称など

初恋・恋人時代

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*『初恋・恋人時代』の文庫判には、新書判収録済みの『杏&影シリーズ』に関連のない読み切り2編が含まれていないので、この節はその差を分かり易くする為に初出情報も詳細に記述している。

新書判
  • 前原滋子 『杏&影 初恋のかくれんぼ』 1977年4月15日発行〈KCフレンド;KC743番〉ISBN 4-06-109743-1(杏&影の中学時代3編および関連のない読み切り2編を収録した短編集)。
    • A-1. 初恋のかくれんぼ(『週フレ』1976年第16号・8月20日号[1]
    • A-2. 恋はブランコ(『週フレ』1976年第22号・11月20日号[15]
    • A-3. 恋のあやとり(『週フレ』1977年第5号・3月5日号[2]
    • 恋の強力接着剤 (『週フレ』1974年第20号 / 高校3年のエースとエイプルの物語)
    • キスはトイレの中で (『別フレ』1973年9月号増刊 / 全寮制私立富家学園の理加と美々の物語)
  • 前原滋子 『杏&影 恋人時代』 1980年4月15日発行〈KCフレンド;KC846番〉ISBN 4-06-173846-1
    • B-1. 16さいのメモランダム (『週フレ』1979年第8号・4月20日号[3]
    • B-2. 杏&影 恋人時代 -17さい めくるめく季節の中で-
      • 連載第1回(『週フレ』1979年第18号・9月20日号[4]
      • 連載第2回(『週フレ』同年第19号・10月5日号[16]
      • 連載第3回(『週フレ』同年第22号・11月20日号[17]
      • 連載第4回(『週フレ』同年第23号・12月5日号[18]
      • 連載第5回(『週フレ』同年第24号・12月20日号[19]
文庫判
個人出版(デジタル配信版)
  • 前原滋子『杏&影 恋人時代』 全1巻、Fuji Art Production〈Amazon Kindle限定配信〉、2020年12月29日。ASIN B08RN9XCK2。「上述Aは含まず、B全て計6話分を収録。」 

結婚日記

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*『結婚日記シリーズ』の漫画本編は原則、新書判=文庫判=Kindle版なので(※カラー扉絵収録の有り無し・後書き・文字サイズ等の差はある)、初出情報は出典内の記述にとどめている。

新書判
文庫判
個人出版(デジタル配信版)

脚注

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注釈

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  1. ^ 1977年・新書判『初恋のかくれんぼ』p.52および初出掲載号[1]およびKindle版『恋人時代』p.210カラーイラストの作者コメントで確認。
  2. ^ 1977年・新書判『初恋のかくれんぼ』p.132および初出掲載号[2]
  3. ^ 1980年・新書判『恋人時代』p.50および初出掲載号[3]。なおKindle版『恋人時代』には奥付p.209に誌名と年数の記載はあるが、初出の具体的号数は明記されていない。
  4. ^ 1980年・新書判『恋人時代』p.207および初出掲載号[4]
  5. ^ 隔週『mimi』だけではなく月刊『Kiss』に移籍しても、連載では毎回目次や扉絵の作品タイトル上部に記載された。表記は概ね英字だったが、片仮名が混じった「FOREVERロマンス」または全て片仮名の「フォーエバーロマンス」と記述されている場合もあった。
  6. ^ 文庫判(1)4話+(2)2話+(3)2話+(4)3話+(5)4話+(6)4話まで計19話、および単行本未収録の第7部第1話『春のめざめ』[9]を合算。
  7. ^ 著者紹介より[10]
  8. ^ 発行所は『Fuji Art Production』という出版社。
  9. ^ 補足:(1)新書判p.207「杏&影6冊めの結婚日記・完」と6巻の終わりを記述。(2)文庫判 漫画本編の最終p.238以外も含め「完了」「終わり」の記述なし。(3)Kindle判p.236「10年めの結婚記念日 おわり」と、あくまで第6部第4話の「終わり」を記載。
  10. ^ 直近の実例で云えば1993年の『Kiss』にシリーズ第6部として隔月×4回の短期連載が実施された際は、再開号扉絵に「Kiss読者の圧倒的な声援に応えて若木ファミリー巻頭カラーで登場」「人気シリーズ読み切り」との表現だったが、その最終p.49欄外には「『杏&影 結婚日記』 / 終わり 次回は7月号に登場予定 お楽しみに!!」との編集部コメントを記載[11]した通りに、7月号・9月号・11月号まで続いた。
  11. ^ ブライダルブックの正式な商品名は『Wedding Diary』で、婚約したカップルが2人の思い出を綴ったり写真の貼付が可能な体裁のハードカバーのノートで、随所に前原のイラストがデザインされたもの[12]。『春のめざめ』の前ページに「Kiss Books」創刊第1号の商品としてカラー広告を掲載。
  12. ^ 新書判の第1巻は厳密には「1冊め」の表記や空白はなく、正確な作品タイトルは『杏&影結婚日記』のみである。

出典

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  1. ^ a b 週刊少女フレンド:第14巻第21号(通巻691号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 61-110. 2024年8月23日閲覧。 “目次:初恋のかくれんぼ / 50ページ”
  2. ^ a b 週刊少女フレンド:第15巻第6号(通巻708号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 157-196. 2024年8月23日閲覧。 “目次:恋のあやとり / 40ページ”
  3. ^ a b 週刊少女フレンド:第17巻第10号(通巻776号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 69-116. 2024年8月23日閲覧。 “目次:16さいのメモランダム / 48ページ”
  4. ^ a b 週刊少女フレンド:第17巻第24号(通巻790号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 85-126. 2024年8月23日閲覧。 “目次:杏&影 恋人時代 / ジッコ先生の新連載 / 表紙:カラーつき40ページ”
  5. ^ 『1冊めの日記』文庫 2009, p. 0.
  6. ^ mimi:第10巻第12号(通巻117号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 9-34. 2024年9月4日閲覧。 “目次:新連載!! FOREVERロマンス 杏&影 結婚日記”
  7. ^ 『4冊めの日記』文庫 2009, p. 0.
  8. ^ a b 『6冊めの日記』文庫 2009, p. 191-238.
  9. ^ a b c 前原滋子「杏&影 結婚日記 第7部第1話」『Kiss 1995年6月号(通巻39号)』第4巻第6号、講談社、1995年6月1日、10-41頁、全国書誌番号:00087822。「表紙:杏と影のウェディング・ダイアリー出版記念と文言付き・右下に結婚式衣装2人のイラスト掲載」 
  10. ^ 『6冊めの日記』文庫 2009, p. 0.
  11. ^ 前原滋子「杏&影 結婚日記 第6部第1話「ワーキングマザー」」『Kiss 1993年5月号(通巻14号)』第2巻第5号、講談社、1993年5月1日、10-49頁。「表紙:幸せファミリー 巻頭カラーで再登場‼︎と掲載。」 
  12. ^ 前原滋子『Wedding Diary』講談社〈Kiss Books〉、1995年7月。ISBN 9784063237016。「判型:A4変型 / オールカラー32頁」 
  13. ^ 前原滋子 (2014年3月5日). “杏&影 その後【春のめざめ・前編】”. gooブログ. ♪ジッコ・ワールドの住人たち♪ 某漫画家のあれこれ. NTTドコモ. 2024年9月4日閲覧。
  14. ^ 前原滋子 (2014年5月27日). “杏&影 その後【春のめざめ・後編】”. gooブログ. ♪ジッコ・ワールドの住人たち♪ 某漫画家のあれこれ. NTTドコモ. 2024年9月4日閲覧。
  15. ^ 週刊少女フレンド:第14巻第28号(通巻698号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 157-196. 2024年8月23日閲覧。 “目次:恋はブランコ / 40ページ”
  16. ^ 週刊少女フレンド:第17巻第25号(通巻791号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 177-210. 2024年8月23日閲覧。 “目次:杏&影 恋人時代”
  17. ^ 週刊少女フレンド:第17巻第28号(通巻794号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 299-330. 2024年8月23日閲覧。 “目次:杏&影 恋人時代 / 連載再開!”
  18. ^ 週刊少女フレンド:第17巻第30号(通巻796号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 299-329. 2024年8月23日閲覧。 “目次:杏&影 恋人時代”
  19. ^ 週刊少女フレンド:第17巻第31号(通巻797号)”. NDLサーチ. 国立国会図書館書誌データ. 国立国会図書館. pp. 271-302. 2024年8月23日閲覧。 “目次:杏&影 恋人時代 / 表紙:華麗な最終回”

講談社コミックプラス

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以下の出典は講談社コミックスプラス(講談社)内のページ。作品リストの発売日および初出掲載情報の出典としている。
  1. ^ 『杏&影 初恋〜恋人時代』(前原 滋子):講談社漫画文庫”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年8月23日閲覧。 “上述A1 - A3およびB全て、計9話分を収録。”
  2. ^ 『杏&影結婚日記』(前原 滋子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年8月23日閲覧。
  3. ^ 『杏&影 2冊めの結婚日記』(前原 滋子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年8月23日閲覧。
  4. ^ 『杏&影 3冊めの結婚日記』(前原 滋子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年8月23日閲覧。
  5. ^ 『杏&影 4冊目の結婚日記』(前原 滋子,白井 秀子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年8月23日閲覧。
  6. ^ 『杏&影 5冊目の結婚日記』(前原 滋子,白井 秀子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年8月23日閲覧。
  7. ^ 『杏&影 6冊めの結婚日記』(前原 滋子)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年8月23日閲覧。 “初出:1993年『Monthly Kiss』5,7,9,11月号を収録。”
  8. ^ 『杏&影 1冊めの 結婚日記』(前原 滋子):文庫”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年9月4日閲覧。 “内容:結婚1年目の物語 / 『mimi』1984年6月22日号No.12(通巻117号)から同年10月12日号No.19まで8回 / その1高校生結婚〜その4新緑誕生 計4話収録。”
  9. ^ 『杏&影 2冊めの 結婚日記』(前原 滋子):文庫”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年9月4日閲覧。 “内容:結婚2年めから5年めの物語 / 『mimi』1985年8月23日号No.16(通巻145号)から同年12月23日号No.23まで8回 / その5大学生活〜その6就職活動 計2話収録。”
  10. ^ 『杏&影 3冊めの 結婚日記』(前原 滋子):文庫”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年9月4日閲覧。 “内容:結婚6年めと7年めの物語 / 『mimi』1986年5月9日号No.9(通巻162号)から6月27日号No.12、および同年7月25日号No.14から9月27日号No.18まで9回 / その7社会人〜その8新居 計2話収録。”
  11. ^ 『杏&影 4冊めの 結婚日記』(前原 滋子):文庫”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年9月4日閲覧。 “内容:結婚8年めの物語 / 『mimi』1989年2月24日号No.4(通巻240号)、4月14日号No.7・4月28日号No.8および『Kiss』1992年4月号(創刊・通巻1号)まで4回 / その9お楽しみ〜その11ハワイ 計3話収録。”
  12. ^ 『杏&影 5冊めの 結婚日記』(前原 滋子):文庫”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年9月4日閲覧。 “内容:結婚9年めの物語 / 『Kiss』1992年5月号(通巻2号)から同年8月号(通巻5号)まで4回 / その12.1年生〜その15.5人め 計4話収録。”
  13. ^ 『杏&影 6冊めの 結婚日記』(前原 滋子):文庫”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2024年9月4日閲覧。 “内容:結婚10年めの物語 / 『Kiss』1993年5月号(通巻14号)・7月号・9月号・同年11月号(通巻20号)まで4回 / ワーキング〜10年めの結婚記念日 計4話収録。”