杉浦勘介
競技麻雀のプロ雀士
杉浦 勘介(すぎうら かんすけ、1981年8月27日[2] - )は、競技麻雀のプロ雀士。日本プロ麻雀連盟中部本部所属[3]。2023年現在、同団体内での段位は七段[4]。
基本情報 | |
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出身地 | 愛知県刈谷市[1] |
生年月日 | 1981年8月27日(43歳) |
プロ入会 | 2004年 20期 |
所属団体 | 日本プロ麻雀連盟 |
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来歴
編集愛知県刈谷市出身[1]、血液型はAB型[2][1]。2004年に[2]日本プロ麻雀連盟20期生としてプロデビュー[4]。2010年に第9期野口恭一郎賞を受賞する[5]。2016年には同団体の鳳凰戦A2リーグに昇級[6]。その後、2020年の鳳凰戦A2リーグにて優勝し[7]、足かけ17年で初のA1リーグ昇級を果たした[8][9]。
2024年に行われたMトーナメント2024に団体推薦選手として出場、予選をいずれも2位で通過すると、ファイナルステージ(ベスト16)では団体推薦の西川淳に加え、佐々木寿人、勝又健志と連盟A1勢同士での対局となり、第1試合で3着に終わるも第2試合で勝又の国士無双聴牌を躱して親の満貫を和了るなどトップを獲得し準決勝進出[10]、更に準決勝では第1試合4着、第2試合も東場を終えラス目の状況から親番での大量加点などもあって逆転に成功、最終的に2試合合計で和久津晶を0.2ポイント差で躱して団体推薦選手唯一の決勝進出を果たした[11]。決勝では第1試合は小林剛と56.9ポイント差の2着となるも、第2試合オーラスをトップ目で迎え、小林から5200点直撃で逆転優勝できる状況を迎えたが、最後に本田朋広に放銃して着順を下げ3位で終えた[12]。
雀風・人物
編集獲得タイトル
編集- 野口恭一郎賞 男性棋士部門 (第9期[5])
脚注
編集- ^ a b c “杉浦勘介 - 麻雀プロリーグオフィシャルデータ”. MONDO TV. ターナージャパン. 2017年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月7日閲覧。
- ^ a b c 「杉浦勘介」『麻雀プロ 完全リーグ別 全選手名鑑2019(近代麻雀2019年4月号特別付録)』竹書房、2019年3月1日、11頁。
- ^ “中部本部”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年7月27日閲覧。
- ^ a b “杉浦 勘介 (すぎうら かんすけ)”. ロン2. 日本プロ麻雀連盟. 2022年8月13日閲覧。
- ^ a b “「第13回野口賞」の審査開始”. 麻雀ウォッチ (ムー). (2014年11月20日). オリジナルの2020年9月24日時点におけるアーカイブ。 2021年3月7日閲覧。
- ^ 望月雅継 (2017年3月23日). “私が紹介したい麻雀プロ達 ~杉浦勘介編~”. 雀サクッ (気楽亭). オリジナルの2021年3月6日時点におけるアーカイブ。 2021年3月7日閲覧。
- ^ “杉浦勘介と近藤久春がA1昇級/麻雀・鳳凰戦A2リーグ”. ABEMA TIMES (AbemaTV). (2021年1月14日) 2021年10月16日閲覧。
- ^ 荒正義 (2024年5月8日). “苦労の人・杉浦勘介”. 近代麻雀note. 2024年7月28日閲覧。
- ^ 杉浦 勘介 [@kansuke_s] (2021年1月13日). "瀬戸熊プロの著書が出た時にいただいたメッセージ。元来亀属性の僕はさらに9年要しました。". 2021年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2021年3月7日閲覧。
- ^ a b “イクメン雀士・杉浦勘介が首位でベスト8へ一番乗り「皆さんの力あってこそ」2位通過は佐々木寿人/麻雀・Mトーナメント”. ABEMA 麻雀NEWS (2024年7月16日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ “TEAM雷電・本田朋広と、団体推薦枠の杉浦勘介がファイナル進出!!【Mトーナメント2024 SEMI FINAL A卓】”. キンマWeb (2024年7月27日). 2024年7月27日閲覧。
- ^ “【7/28 Mトーナメント2024 FINAL結果】熾烈な攻防を制して小林剛が優勝!各選手見せ場がある見ごたえ溢れる決勝戦に!”. 麻雀ウォッチ (2024年7月29日). 2024年7月30日閲覧。
- ^ “Mトーナメント2024意気込みコメント ~杉浦勘介~”. ABEMA. 2024年7月27日閲覧。
外部リンク
編集- 杉浦勘介 - 龍龍 (ron2.jp)
- 杉浦勘介 (@kansuke_s) - X(旧Twitter)