杉崎観光バス
杉崎観光バス(すぎざきかんこうバス)は、神奈川県小田原市に本社を置く杉崎運輸株式会社(すぎさきうんゆ)[1][2]の貸切バスのブランド名[6]。かつては杉崎観光バス株式会社[4]として事業を展開していたが[5]、2023年9月1日付で「杉崎運輸株式会社」を存続会社として合併した[2][4][5]ことで、「杉崎運輸バス事業部」として事業を継承した[5][7]。また、杉崎高速バスのブランド名(Sugisaki Highway Bus、略称「SHB」)で高速路線バス事業も行っている[3]。そのほか特定バス事業も行う[1]。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒250-0861 神奈川県小田原市桑原570番地[1][2] 北緯35度17分43.6秒 東経139度8分58.4秒 / 北緯35.295444度 東経139.149556度座標: 北緯35度17分43.6秒 東経139度8分58.4秒 / 北緯35.295444度 東経139.149556度 |
設立 |
1957年8月9日[1] (杉崎観光バス株式会社は1986年4月3日設立) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 8021001032766 |
事業内容 |
一般貨物自動車運送事業 鉄道利用運送事業 倉庫業 梱包業 労働者派遣業 イベント業 自動車小売業 自動車部品小売業 自動車リース業一般貸切旅客自動車運送事業 一般乗合旅客自動車運送事業 特定旅客自動車運送事業 旅行業 ほか[1] |
代表者 | 代表取締役 杉崎酉佑[1] |
資本金 | 8,640万円(2023年10月31日時点)[1] |
従業員数 | 約290名(2024年4月1日現在)[1] |
主要子会社 | SUGIZAKI・トラベルサポート株式会社[3] |
関係する人物 | 杉崎直司(代表取締役会長)[1] |
外部リンク | https://sugizaki-unyu.co.jp/ |
特記事項:2023年9月1日:杉崎運輸株式会社を存続会社とし、杉崎観光バス株式会社を吸収合併[2][4][5] |
概要
編集運送業の「杉崎運輸株式会社」を母体として設立。バス会社としての発足は1986年であるが、実際にはそれ以前から貸切バス事業を始めており、知名度はさほど高くないものの堅実な営業を行っていた。
バス事業が規制緩和された2000年代に入ると、都市間高速ツアーバスを主力とし、主にオリオンツアー主催の都市間ツアーバスの運行受託を行い専用車も保有していたが、高速ツアーバスの末期頃には、系列の旅行代理店「SUGIZAKIトラベルサポート」主催で自社ツアーバスも運行した。新高速乗合バス制度への移行後は、当初はオリオンバス専用車を転用して桜交通が運行する高速乗合バスの受託運行を行っていた。
2014年7月31日からは「杉崎高速バス」の名称で自社ブランドの高速乗合バスを運行開始し、現「SUGIZAKIトラベルサポート」が予約業務を行っている[3]。
沿革
編集営業所
編集杉崎運輸のバス営業所
編集- 本社: 神奈川県小田原市桑原570番地[2]
- バス事業部 運輸課:神奈川県小田原市桑原570番地
- バス事業部 貸切バス営業:神奈川県小田原市桑原570番地
- バス事業部 小田原営業所:神奈川県小田原市桑原570番地
- バス事業部 東京営業所:東京都町田市小野路町1679-1番地
杉崎観光バス時代の本社・営業所
編集2023年8月時点。
- 閉鎖された営業所
高速乗合バス「杉崎高速バス」
編集2014年7月から夜行高速バスの運行を開始。2015年1月には東京地区への乗り入れを開始。
- 東京駅鍛冶橋駐車場・YCAT⇔ アクトシティ浜松・名古屋駅前
- 東京駅鍛冶橋駐車場 ⇔ 名古屋駅前・星ヶ丘駅
- 東京駅鍛冶橋駐車場・町田ターミナルプラザ・東名秦野 ⇔ 名古屋駅前・金山
- 東京駅鍛冶橋駐車場・YCAT ⇔ 大阪梅田・神戸三宮
- 大宮駅西口・東京駅鍛冶橋駐車場・小田原駅西口⇔京都駅八条口・大阪梅田・りんくうタウン
- 東京駅鍛冶橋駐車場/池袋サンシャインシティバスターミナル[注釈 1]・YCAT・BUSTLE海老名・東名秦野 ⇔ 大阪梅田 ⇔ 鳥取駅南口[9]
- 東京駅鍛冶橋駐車場/池袋サンシャインシティバスターミナル[注釈 1]・YCAT・東名秦野 ⇔ 大阪梅田・岡山駅西口
- YCAT・東京駅鍛冶橋駐車場・大宮駅西口⇔富山駅北口・金沢駅西口・福井駅東口
- 大宮駅西口・東京駅鍛冶橋駐車場・町田ターミナルプラザ・東名秦野 ⇔ 南草津駅東口・京都駅八条口・大阪梅田・りんくうタウン
車両
編集車両は新車と中古車を並行導入している。三菱ふそう製が大半を占めるが、日産ディーゼル製、ヒュンダイ製車両も少数在籍する。マイクロバスは、トヨタ・コースター、三菱ふそう・ローザを保有する。
1990年代頃には、中央観光バスからハイグレード車を中古導入するなど、豪華貸切車をラインアップしていた。また看板車として、日本に10台しか輸入されていないネオプラン・スターライナー日本仕様車が1台在籍していたが、これは杉崎観光バスでは初となる輸入車であった(現在は親会社の杉崎運輸が保有する[要出典])。
ツアーバス参入後は「オリオンツアー」専用車として、大宇バス製の大型貸切高速車BX212[注釈 2]を導入し、さらに日本で初めて[要出典]ヒュンダイ・ユニバースを導入した。
また過去には、三菱ふそう・エアロキングも保有していた。
高速車としては、ツアーバスから転用した車両、新規導入の3列または4列シートで電源コンセント装備のハイデッカー車、当初ハイグレード貸切車として導入した4列シートでトイレ付のスーパーハイデッカー車を使用する。
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過去の車両
看板車のネオプラン・スターライナー(N516号車) -
ネオプラン・スターライナー(N516号車)のリアスタイル
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過去の車両
マイクロバスの三菱ふそう・ローザ
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g h i 会社案内 杉崎運輸株式会社
- ^ a b c d e f 杉崎運輸株式会社の情報 国税庁法人番号公表サイト
- ^ a b c 杉崎高速バス - 夜行バス、乗合バスはSUGIZAKI・トラベルサポートへ - 杉崎運輸株式会社
- ^ a b c d e 杉崎観光バス株式会社の情報 国税庁法人番号公表サイト
- ^ a b c d e 合併のお知らせ 2023年9月1日、 貸切バスの杉崎運輸
- ^ 貸切バスの杉崎運輸 杉崎運輸株式会社
- ^ 会社案内 貸切バスの杉崎運輸
- ^ “鳥取-横浜つなぐ 7月末から高速路線バス運行”. Net Nihonkai (日本海新聞社). (2014年6月28日) 2014年7月10日閲覧。
- ^ “9月1日からの鳥取乗車場所・出発時間変更について”. SUGIZAKI・トラベルサポート株式会社 (2019年8月2日). 2019年9月7日閲覧。