杉山英男
工学者
杉山 英男(すぎやま ひでお、1925年(大正14年)4月11日[1] - 2005年[2](平成17年)2月18日[1])は、日本における木質構造の学問・研究の草分けであり、第一人者。国内外で評価が高い。工学博士、農学博士。東京大学名誉教授。
来歴
編集1925年(大正14年)、静岡県生まれ。静岡県立静岡中学校卒業[3]。第一高等学校、東京大学建築学科、東京大学大学院で学ぶ。1951年(昭和26年)より明治大学工学部、1973年(昭和48年)より東京大学農学部、1986年(昭和61年)より東京理科大学理工学部で教育・研究に当たる。日本建築学会賞、日本農学賞、米国林産学会業績賞などを受賞。正五位。瑞宝中綬章。
木質構造研究会(事務局:東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻 木質材料学研究室)では、「木材・木質材料・木質構造に関する研究・技術開発の推進に多大な貢献をした個人」を対象に、木質材料・木質構造技術研究基金賞:第一部門(杉山英男賞)を授与している。また関係資料は一条工務店により顕彰・開設された「杉山英男記念館」に保管されている。