杉山 登志郎(すぎやま としろう、1951年1月28日[1] - )は、日本の医学者精神科医医学博士。浜松市にあるこどものこころの診療所、および福田西病院で勤務している[2]

日本における高機能自閉症アスペルガー症候群の権威の一人。最近では子ども虐待にも関心を持つ。久留米大学医学部卒業。

同大学卒業後、久留米大学医学部小児科学教室、名古屋大学医学部精神医学教室に入局。その後、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長を務め、カリフォルニア大学ロサンゼルス校神経精神医学研究所に留学した。 そして、名古屋大学医学部精神科助手を経て、静岡大学教育学部教授、名古屋大学医学部非常勤講師、あいち小児保健医療総合センター心療科部長兼保健センター長に至り、2010年10月1日に浜松医科大学特任教授へ就任。2016年に定年退職、現在は福井大学客員教授。

著書

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  • 「自閉症児の発達と指導」全国障害者問題研究会、2001年
  • 「子ども虐待という第四の発達障害」学研、2007年
  • 「発達障害の子どもたち」講談社、2007年
  • 「発達障害のいま」講談社、2011年
  • 「基礎講座・自閉症児への教育」日本評論社、2011年
  • 「発達障害の豊かな世界」日本評論社、2000年
  • 「発達障害の薬物療法-ASD・ADHD・複雑性PTSDへの少量処方」岩崎学術出版社、2015年

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.372
  2. ^ こどものこころの診療所”. 2022年7月28日閲覧。静岡県静岡市生まれ。

外部リンク

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