朴 榮漢(パク・ヨンハン、1947年9月14日 - 2006年8月23日)は韓国小説家慶尚南道陜川郡出身[1]

朴榮漢
誕生 (1947-09-14) 1947年9月14日
大韓民国の旗 韓国 慶尚南道陜川郡
死没 (2006-08-23) 2006年8月23日(58歳没)
職業 小説家
言語 韓国語
国籍 韓国
活動期間 1978年 - 2006年
ジャンル 小説
代表作 「遥かに遠いソンバ川」
デビュー作 「遥かに遠いソンバ川」
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朴榮漢
各種表記
ハングル 박영한
漢字 朴榮漢
発音: パク・ヨンハン
英語表記: Yeonghan Park
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略歴

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1947年、陜川郡で生まれる。釜山で高校を卒業するまで浮浪しながら文学の夢を見ていた。1970年、浮浪の生活を終えて、延世大学の国文科に入学したが、すぐ休学して入隊した。その後、困窮で絶望的な状況から逃れるため、ベトナム戦争の派兵を志願した。

1976年、30歳で大学を卒業し、翌年ベトナム戦争の体験を話した中編小説「遥かに遠いソンバ川」が 『世界の文学』に入選されて登壇した。1978年、「遥かに遠いソンバ川」を長編小説として書き直し出版してすぐ、ベストセラーになり、小説家としての地位を確立した。その後は創作に専念している。

自分の生々しい体験を基にした、現実的でありながらヒューマニズムの傾向が強い作品を書いてきた小説家である。ベトナム戦争は、朴榮漢文学の原点として評価される。「遥かに遠いソンバ川」以降の作品は、個人的な人生と集団の横暴について一貫した関心を表明している。つまり、戦争問題をテーマの領域に局限せず、あらゆ人間の痛みとして置き換えて扱っている。

受賞歴

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主な作品

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  • 1978年、머나먼 쏭바강 지구영웅전설(遥かに遠いソンバ川)[2]
  • 1980年、인간의 새벽(人間の朝方)
  • 1981年、노천에서(露天で)
  • 1988年、지옥에서 보낸(地獄で過ごした一季)
  • 1996年、장강(長川)
  • 2002年、 카르마(カルマ)

脚注

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  1. ^ 박영한(朴榮漢)”. 韓国民族文化大百科事典. 2022年9月25日閲覧。
  2. ^ [1] 韓国現代文学大辞典 2014年閲覧。