本竜野駅

兵庫県たつの市龍野町中村にある西日本旅客鉄道の駅

本竜野駅(ほんたつのえき)は、兵庫県たつの市龍野町中村にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線[1]

本竜野駅
西口(2015年12月)
ほんたつの
Hon-Tatsuno
太市 (5.0 km)
(2.9 km) 東觜崎
地図
所在地 兵庫県たつの市龍野町中村33[1]
北緯34度51分42.15秒 東経134度33分20.07秒 / 北緯34.8617083度 東経134.5555750度 / 34.8617083; 134.5555750座標: 北緯34度51分42.15秒 東経134度33分20.07秒 / 北緯34.8617083度 東経134.5555750度 / 34.8617083; 134.5555750
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 姫新線
キロ程 14.9 km(姫路起点)
電報略号 ホノ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,984人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1931年昭和6年)12月23日[1]
備考
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東口(2015年12月)

概要

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たつの市の代表駅である。

以前は姫路方面からの列車の約半数がこの駅で折り返していたが、2010年平成22年)3月13日ダイヤ改正及び同年10月12日の修正に伴い、全列車播磨新宮駅佐用駅発着に変更された。そのため現在は平常時当駅で折返す列車は存在しないが、大雨時などで東觜崎 - 播磨新宮駅間の揖保川が渡れなくなった場合は運転区間を変更し当駅で折返しとなる列車が設定される場合がある[2]。また、1989年の改正までは、姫新線を経由していた急行「みささ」・「みまさか」などの優等列車が運転され、当駅にも停車していた。

歴史

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駅構造

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ホーム

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相対式ホーム2面2線を有し、列車交換可能な橋上駅[1]。2009年3月まで使われた初代駅舎の頃は地上駅単式・島式ホーム2面3線であったが、駅舎から遠い東側の1線は撤去された。 それぞれのホームには階段または改札内外共用の2機のエレベーターを利用して行き来する。

のりば 路線 方向 行先
1   姫新線 下り 佐用方面
2 上り 姫路方面

コンコース

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改札口(2016年3月)
西口トイレ(2015年12月)

業務委託駅みどりの窓口が設置されている。ただし夜間は無人で、昼間でも不在になる場合がある。1931年の開設時から直営駅であり、近年では兵庫県内の姫新線の駅の中で唯一の直営駅であったが2016年6月に行われた窓口営業時間改正と共に駅員がJR西日本交通サービスの社員へ変更となった。

改札口にはICカード専用簡易自動改札機が入・出場用がそれぞれ2セット設置されている。

両ホームは跨線橋で連絡している。

駅の西口にはバリアフリー対応多機能トイレが設置されており観光案内所と地域交流施設が入居している[7][8]。駅の東口には有料駐車場と無料の駐輪場が設置してあり、開発された住宅地が広がっている。

旧駅舎

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初代駅舎は、1931年(昭和6年)の開業以来の木造駅舎で、面積は約136㎡であった。駅ホームを連絡する跨線橋には鉄道院時代の刻印がされた支柱が使われていた。

駅橋上化工事のため2009年1月にホーム上にあった1941年竣工の旅客上屋を撤去し、新しい駅舎が出来るまでは駅北側に設置された仮設駅舎に役目を託し、2009年4月から解体撤去された[9]

橋上駅舎が2010年2月に完成し、同年3月13日より使用開始された[4]。新駅舎は総工費約11億円で、地元のたつの市が殆どを負担した。面積は約700㎡ある 。

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員1,984人である[10]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。直近15年間ではそれ程差が無いものの、乗車客数は年々やや減少傾向にあったが、高速化工事や沿線イベント開催等で徐々に持ち直している。

年度 1日平均
乗車人員
1995年 1,939
1996年 1,917
1997年 1,807
1998年 1,700
1999年 1,622
2000年 1,621
2001年 1,556
2002年 1,576
2003年 1,582
2004年 1,556
2005年 1,546
2006年 1,517
2007年 1,477
2008年 1,502
2009年 1,427
2010年 1,545
2011年 1,663
2012年 1,689
2013年 1,776
2014年 1,762
2015年 1,838
2016年 1,873
2017年 1,922
2018年 1,967
2019年 1,945
2020年 1,548
2021年 1,662
2022年 1,874
2023年 1,984

駅周辺

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龍野は播磨の小京都とも呼ばれ、古い町並みが続いている。

バス路線

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隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
  姫新線
太市駅 - 本竜野駅 - 東觜崎駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、169頁。ISBN 9784343006028 
  2. ^ JR西日本列車運行情報” (2016年9月20日). 2016年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月20日閲覧。
  3. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、249頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b 「姫新線 姫路-上月間 JRダイヤ改正 高速運転で出発進行 駅舎改築の本竜野駅 応援の歌、児童ら合唱」『神戸新聞神戸新聞社、2010年3月14日、朝刊、30面。
  5. ^ JR姫新線輸送改善事業 開業記念式典 【参考】本竜野駅自由通路・橋上駅舎竣工式(たつの市主催)”. 兵庫県 (2010年3月1日). 2024年7月17日閲覧。
  6. ^ a b c 本竜野駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月28日閲覧。
  7. ^ JR姫新線本竜野駅:2階建て橋上駅に 新駅舎が開業 /兵庫毎日新聞播磨・姫路版2010年3月15日
  8. ^ 本竜野駅 自由通路・観光交流施設”. たつの市 (2010年3月). 2024年7月17日閲覧。
  9. ^ 木造の駅舎、取り壊しへ JR本竜野駅」神戸新聞2009年3月28日
  10. ^ たつの市/たつの市統計書 (tatsuno.lg.jp)

関連項目

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外部リンク

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