本田哲郎
本田 哲郎(ほんだ てつろう、1942年(昭和17年)11月28日[1] - )は、日本のカトリック教会司祭。
本田 哲郎 | |
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フランシスコ会司祭 | |
教会 | カトリック教会 |
聖職 | |
司祭叙階 | 1971年 |
個人情報 | |
出生 |
1942年11月28日 台湾 台中市 |
出身校 | 上智大学 |
来歴
編集台湾・台中市生まれ。1965年上智大学神学部卒業、フランシスコ会に入会する。1971年司祭叙階。1972年上智大学大学院神学部修士課程修了。1978年ローマ教皇庁立聖書研究所卒業。1989年大阪市西成区あいりん地区の社会福祉法人ふるさとの家施設長、1998年退任。1991年より、大阪釜ケ崎にて、日雇い労働者に学びつつ聖書を読み直し、また「釜ケ崎反失業連絡会」などの活動に取り組んでいる。新共同訳聖書の編集委員。
著書
編集- 『イザヤ書を読む』(筑摩書房、こころの本、旧約聖書5) 1990
- 『小さくされた者の側に立つ神』(新世社) 1990
- 『抑圧された者の側に立つ神』(オリエンス宗教研究所) 1991
- 『続・小さくされた者の側に立つ神』(新世社) 1992
- 『釜ケ崎と福音 神は貧しく小さくされた者と共に』(岩波書店) 2006、のち岩波現代文庫 2015
- 『パウロの書簡』(新世社) 2009
- 『聖書が告げる社会正義 神はすべての人の救いのために「貧しい人」の側に立つ』(新世社) 2011
- 『聖書を発見する』(岩波書店) 2010、のち岩波オンデマンドブックス 2016
共著
編集翻訳
編集脚注
編集- ^ 『キリスト教年鑑2015年版』キリスト新聞社、2015年、990頁。
参考
編集- 『現代日本人名録』2002