本渓満族自治県
(本渓県から転送)
本渓満族自治県(ほんけい-まんぞく-じちけん、満洲語: ᠪᡝᠨᠰᡳ
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ᡩᠠᠰᠠᡵᠠ
ᡤᡡᠰᠠ 、転写:bensi manju irgeten i beye dasara gūsa[1])は中華人民共和国遼寧省本渓市に位置する自治県。
中華人民共和国 遼寧省 本渓満族自治県 | |
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本渓水洞 | |
本渓市中の本渓県の位置 | |
簡体字 | 本溪 |
繁体字 | 本溪 |
拼音 | Bĕnxī |
カタカナ転写 | ベンシー |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 遼寧 |
地級市 | 本渓市 |
行政級別 | 自治県 |
建置 | 1906年 |
改称 | 1989年 |
面積 | |
総面積 | 3,362 km² |
人口 | |
総人口(2004) | 30 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0414 |
郵便番号 | 117100 |
行政区画代碼 | 210521 |
公式ウェブサイト: http://bx.gov.cn/ |
地理
編集本渓県は本渓市東部、太子河の上流に位置する。東は桓仁満族自治県、寛甸満族自治県両県に境界を接して、北は新賓満族自治県、撫順県両県が連なり、西は本渓市、遼陽市両市に境を接し、南は鳳城市に接する。
咳止め、滋養強壮に効能があるといわれる五味子(チョウセンゴミシ、満州語:misu hūsiha)の生産地。また、その他の漢方の栽培、生産などの産業が行われている。
歴史
編集秦・漢・魏・晋代までは、遼東郡に属する。北魏・北斉・隋代は高句麗の領土となり、唐代に安東都護府が設置され中原統治に組み入れられた。遼代は東平郡・遼陽府、金代は遼陽府、元代は遼陽路に帰属した。明代になると草河千戸所が設置された。1386年(洪武19年)に東寧衛に改められる。
行政区画としては1906年(光緒32年)10月、清朝により設置された本渓県を前身とする。本渓県は民国、満洲国、新中国に沿襲された。1952年の本渓県を撤廃し本渓市に統合されたが、1956年、再び本渓県が設置された。1989年に本渓満族自治県と改編された。
行政区画
編集- 街道弁事所:観音閣街道
- 鎮:小市鎮、草河掌鎮、草河城鎮、草河口鎮、連山関鎮、清河城鎮、田師傅鎮、南甸鎮、鹸廠鎮、高官鎮
- 郷:東営房郷
観光地
編集交通
編集本渓市中心地まで40km、瀋陽まで100km、瀋陽桃仙国際空港まで85km、大連まで340kmの位置にある。
鉄道
編集-
- (本渓方面)- 偏嶺駅 - 松樹台駅 - 温泉寺駅 - 小市駅 - 田師傅駅
- 田師傅駅 - 鉄刹山駅 - 大陽駅 -(花博山方面)
道路
編集脚注
編集外部リンク
編集中国地名の変遷 | |
建置 | 1906年 |
使用状況 | 本渓満族自治県 |
清 | 本渓県 |
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中華民国 | 本渓県 |
満洲国 | 本渓県 |
現代 | 本渓県 本渓満族自治県(1989年) |