本山美彦
本山 美彦(もとやま よしひこ、1943年1月1日 - )は、日本の経済学者。専門は世界経済論。学位は、経済学博士(京都大学・論文博士・1984年)。京都大学名誉教授。兵庫県神戸市生まれ[1]。
生誕 | 1943年1月1日(81歳) |
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国籍 | 日本 |
研究分野 | 世界経済論 |
母校 | 京都大学(学士・修士・博士) |
学歴
編集- 兵庫県立神戸高等学校卒業[2]
- 1965年 京都大学経済学部卒業
- 1967年 京都大学大学院経済学研究科修士課程修了
- 1969年 京都大学大学院経済学研究科博士課程中退
- 1984年 京都大学より経済学博士の学位を取得
職歴
編集著書
編集単著
編集- 『世界経済論』(同文舘出版, 1976年)
- 『貿易論序説』(有斐閣, 1982年)
- 『貨幣と世界システム――周辺部の貨幣史』(三嶺書房, 1986年)
- 『国際金融と第三世界』(三嶺書房, 1987年)
- 『国際通貨体制と構造的権力――スーザン・ストレンジに学ぶ非決定の力学』(三嶺書房, 1989年)
- 『環境破壊と国際経済――変わるグローバリズム』(有斐閣, 1990年)
- 『南と北――崩れ行く第三世界』(筑摩書房, 1991年)
- 『豊かな国、貧しい国――荒廃する大地』(岩波書店, 1991年)
- 『ノミスマ――社会制御の思想』(三嶺書房, 1993年)
- 『新・新国際分業と平成不況――社会のシステム断層とヴァーチュアル化』(三嶺書房, 1994年)
- 『倫理なき資本主義の時代――迷走する貨幣欲』(三嶺書房, 1996年)
- 『売られるアジア――国際金融複合体の戦略』(新書館, 2000年)
- 『ESOP株価資本主義の克服』(シュプリンガー・フェアラーク東京, 2003年)
- 『民営化される戦争――21世紀の民族紛争と企業』(ナカニシヤ出版, 2004年)
- 『売られ続ける日本、買い漁るアメリカ――米国の対日改造プログラムと消える未来』(ビジネス社, 2006年)
- 『姿なき占領──アメリカの「対日洗脳工作」が完了する日』(ビジネス社, 2007年)
- 『金融権力――グローバル経済とリスク・ビジネス』(岩波書店[岩波新書], 2008年)
- 『格付け洗脳とアメリカ支配の終わり――日本と世界を振り回す「リスク・ビジネス」の闇』(ビジネス社, 2008年)
- 『《集中講義》金融危機後の世界経済を見通すための経済学』(作品社,2009年)
- 『韓国併合と同祖神話の破綻――「雲」の下の修羅』(御茶の水書房,2010年)
- 『オバマ現象を解読する――金融人脈と米中融合』(ナカニシヤ出版,2010年)
- 『人工知能と21世紀の資本主義――サイバー空間と新自由主義』(明石書店,2015年)
編著
編集- 『貿易摩擦をみる眼』(有斐閣[有斐閣新書], 1983年)
- 『貿易論のパラダイム』(同文館出版, 1987年)
- 『貨幣論の再発見』(三嶺書房, 1994年)
- 『開発論のフロンティア』(同文舘出版, 1995年)
- 『グローバリズムの衝撃』(東洋経済新報社, 2001年)
- 『「帝国」と破綻国家――アメリカの「自由」とグローバル化の闇』(ナカニシヤ出版, 2005年)
- 『世界経済論――グローバル化を超えて』(ミネルヴァ書房, 2006年)
共著
編集- (萱野稔人)『金融危機の資本論――グローバリゼーション以降、世界はどうなるのか』(青土社,2008年)
共編著
編集- (森田桐郎)『世界経済論を学ぶ』(有斐閣, 1980年)
- (田口信夫)『南北問題の今日』(同文舘出版, 1986年)
- (三浦展,山下惣一,古田睦美,佐久間智子)『儲かれば、それでいいのか:グローバリズムの本質と地域の力』(「環境・持続社会」研究センター,2006年)
- (伊藤誠)『危機からの脱出――変革への提言』(御茶の水書房, 2010年)
訳書
編集- ドナルド・ウインチ『古典派政治経済学と植民地』(未來社, 1975年)
- スーザン・ストレンジ『国際通貨没落過程の政治学――ポンドとイギリスの政策』(三嶺書房, 1989年)
関連事項
編集脚注
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.348
- ^ 本山美彦 プロフィール HMV & BOOKS 2022年5月閲覧
外部リンク
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