本一色
本一色(ほんいっしき)は、東京都江戸川区北部の地名・町名。住居表示実施済み。現行行政地名は本一色一丁目から本一色三丁目。
本一色 | |
---|---|
町丁 | |
東京都立小岩高等学校 | |
北緯35度43分07秒 東経139度52分20秒 / 北緯35.718564度 東経139.872233度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 江戸川区 |
地域 | 鹿本地域 |
人口情報(2024年(令和6年)8月1日現在[1]) | |
人口 | 10,625 人 |
世帯数 | 5,419 世帯 |
面積([2]) | |
0.673664075 km² | |
人口密度 | 15771.96 人/km² |
郵便番号 | 133-0044[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 足立 |
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地域
編集隣接する地域は北は上一色一丁目、東は興宮町、南は松本一丁目および中央四丁目、西は葛飾区新小岩三・四丁目。
江戸川区北端部に位置し、地区の西辺をもって江戸川区-葛飾区境を成す。地区の東辺を環七通りと接し、南辺の一部を千葉街道で画す。
地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、本一色1-2-9の地点で34万6000円/m2、本一色3-19-4の地点で33万3000円/m2となっている[5]。
歴史
編集地名の由来
編集旧来の「本一色村」に由来。
成立
編集昭和7年(1932年)の江戸川区成立時に本一色町(丁目なし)として成立。昭和61年(1986年)住居表示が実施され、本一色一・二・三丁目となった。住居表示実施に際し周囲の町との境界線の調整は行われているが、おおむね従前の町名・町界を踏襲している。
なお、住居表示後の町名の読み方は「ほんいっしき」を正式とするが、かつては「もといっしき」とも読んだ。『角川日本地名大辞典 東京都』(1978年発刊)は「もといっしきちょう」を見出し語として、「ほんいっしき」の読みも併記している。
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)8月1日現在(江戸川区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
本一色一丁目 | 2,509世帯 | 4,934人 |
本一色二丁目 | 1,045世帯 | 2,126人 |
本一色三丁目 | 1,865世帯 | 3,565人 |
計 | 5,419世帯 | 10,625人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 9,975
|
2000年(平成12年)[7] | 10,455
|
2005年(平成17年)[8] | 10,605
|
2010年(平成22年)[9] | 10,919
|
2015年(平成27年)[10] | 10,601
|
2020年(令和2年)[11] | 10,990
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[6] | 3,929
|
2000年(平成12年)[7] | 4,219
|
2005年(平成17年)[8] | 4,393
|
2010年(平成22年)[9] | 4,672
|
2015年(平成27年)[10] | 4,609
|
2020年(令和2年)[11] | 4,988
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[12]。なお、江戸川区では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能。[13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
本一色一丁目 | 1〜22番 25〜30番 |
江戸川区立本一色小学校 | 江戸川区立上一色中学校 |
23〜24番 31〜34番 |
江戸川区立鹿本中学校 | ||
本一色二丁目 | 全域 | ||
本一色三丁目 | 1〜4番 13〜25番 |
江戸川区立上一色中学校 | |
5〜12番 26〜42番 |
江戸川区立上一色南小学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
本一色一丁目 | 95事業所 | 803人 |
本一色二丁目 | 81事業所 | 1,051人 |
本一色三丁目 | 76事業所 | 866人 |
計 | 252事業所 | 2,720人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 254
|
2021年(令和3年)[14] | 252
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 2,055
|
2021年(令和3年)[14] | 2,720
|
交通
編集公共交通
編集本一色の町域内に鉄道駅は存在しない。しかし隣接する新小岩に1路線1駅が所在することから、地域住民の鉄道交通機関の利用に困難は少ない。以下に最寄り駅を紹介する。
バスにより小岩駅、新小岩駅、亀戸駅、錦糸町駅、篠崎駅、瑞江駅、一之江駅、船堀駅、葛西駅、葛西臨海公園駅、舞浜駅、青砥駅、亀有駅などとの連絡がある。
- 京成バス
- SS07(急行・シャトルセブン) : 小岩駅~一之江駅~葛西駅~葛西臨海公園駅~東京ディズニーリゾート
- SS08(急行・シャトルセブン) : 亀有駅~青砥駅東交差点~一之江駅~葛西駅~葛西臨海公園駅~東京ディズニーリゾート
- 新小20(京成タウンバス) : 東新小岩三丁目~新小岩駅北口~上一色~鹿本中学校~一之江駅(都営バスと共同運行)
- 新小71 : 新小岩駅~菅原橋~鹿骨~篠崎駅~江戸川スポーツランド/瑞江駅
- 小74(京成タウンバス) : 小岩駅~タウン車庫/菅原橋~江戸川区役所~小松川警察署
道路・橋梁
編集- 国道14号(千葉街道)
- 東京都道318号環状七号線(環七通り)
- 松本連続陸橋(環七通り)
施設
編集- 教育
- 江戸川区立本一色小学校
- 江戸川区立上一色南小学校
- 東京都立小岩高等学校
- 東京都立鹿本学園
史跡
編集- 光照寺
- 天祖神社
- 菅原(北野)神社
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “町丁目別世帯と人口・年齢別人口報告〈2024年度〉” (XLSX). 江戸川区 (2024年8月2日). 2024年8月18日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年12月3日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “本一色の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月27日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “町丁目別通学指定校一覧”. 江戸川区. 2023年12月10日閲覧。
- ^ “江戸川区立小学校「学校選択制」のご案内”. 江戸川区 (2023年7月3日). 2023年12月10日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。