木村玉治郎
大相撲の行司名跡
木村 玉治郎(きむら たまじろう)は、行司の名跡。立浪部屋若しくは立浪部屋にルーツを持つ相撲部屋(現在の伊勢ヶ濱一門)に所属する行司が襲名することが多い。時代によっては、玉次郎と名乗っていたこともある。
解説
編集この名跡の現在までの襲名者は6人で、17代木村庄之助、19代式守伊之助、27代木村庄之助、37代木村庄之助が立行司になる前に名乗っていた。
2003年1月に、4代玉治郎である27代木村庄之助の最後の弟子で立浪部屋の木村雅之助が改名して6代目を襲名。本名:武田雅史。掛け声は師匠である27代木村庄之助の独特の掛け声を継承している。なお、5代目は6代目と同じ27代木村庄之助門下の兄弟子である。
玉治郎は初代から現6代目まで、師弟関係で継がれている。
なお、玉二郎(13代木村玉之助)は別系の人物。
襲名者代々
編集2代木村玉治郎
編集※木村初太郎(木村玉治郎) 明治31年5月~同32年1月(2場所のみ)36人中19番目(裸足行司の可能性大) 所属部屋、初土俵(明治17年5月木村初太郎で番付初見 明治19年1月を最後に番付から消える 再び明治21年1月下位より番付に載る)、最終場所、本名、生年月日、没年月日、墓所、不詳。 初代との師弟関係、またはそれに近いものが確認されたので歴代(2代目)に加えられた。