朝潮橋駅

大阪府大阪市港区にある大阪市高速電気軌道の駅

朝潮橋駅(あさしおばしえき)は、大阪府大阪市港区田中三丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 中央線。駅番号はC12

朝潮橋駅
2-B号出入口付近(2008年頃)
あさしおばし
Asashiobashi
C11 大阪港 (1.5 km)
(1.6 km) 弁天町 C13
地図
所在地 大阪市港区田中三丁目1-4
北緯34度39分39.15秒 東経135度26分55.51秒 / 北緯34.6608750度 東経135.4487528度 / 34.6608750; 135.4487528座標: 北緯34度39分39.15秒 東経135度26分55.51秒 / 北緯34.6608750度 東経135.4487528度 / 34.6608750; 135.4487528
駅番号  C12 
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
所属路線 中央線
キロ程 3.9 km(コスモスクエア起点)
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
10,387人/日(降車客含まず)
-2023年-
乗降人員
-統計年度-
20,434人/日
-2023年-
開業年月日 1961年昭和36年)12月11日
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歴史

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駅構造

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プラットホーム(2012年5月)

相対式ホーム2面2線を持つ高架駅である。改札・コンコースは2階、ホームは3階にある。改札口は東西1ヵ所ずつあり、大阪プール大阪市中央体育館へは西改札の方が近い。元々大阪プール側のホームには窓は無く、反対側のホームと同じだった。弁天町寄りにホームの長さが1両分程度拡張されたが、その詳細は不明である。[要出典]古い形状の高架駅に待合室等を追加したため、ホームがとても狭くなっている所がある。

当駅は阿波座管区駅に所属し、大阪港駅が管轄している。

のりば

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番線 路線 行先[2]
1   中央線 本町長田生駒方面
2 大阪港コスモスクエア方面

利用状況

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2023年11月7日の1日乗降人員20,434人(乗車人員:10,387人、降車人員:10,047人)である[統計 1]。中央線の駅では高井田駅、長田駅に次いで乗降人員が少ない。

年度別利用状況(大阪府統計年鑑より)
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員
1985年 11月12日 12,404 11,835 24,239
1987年 11月10日 11,160 11,007 22,167
1990年 11月06日 10,544 10,713 21,257
1995年 [注 1]2月15日 11,226 11,063 22,289
1998年 11月10日 10,362 10,350 20,712
2007年 11月13日 9,893 9,800 19,693
2008年 11月11日 9,912 9,559 19,471
2009年 11月10日 9,787 9,653 19,440
2010年 11月09日 9,654 9,423 19,077
2011年 11月08日 9,679 9,469 19,448
2012年 11月13日 9,602 9,451 19,053
2013年 11月19日 9,622 9,436 19,058
2014年 11月11日 9,837 9,664 19,501
2015年 11月17日 10,116 9,903 20,139
2016年 11月08日 10,290 10,078 20,368
2017年 11月14日 10,467 10,179 20,646
2018年 11月13日 10,719 10,445 21,164
2019年 11月12日 10,680 10,494 21,174
2020年 11月10日 9,426 9,145 18,571
2021年 11月16日 9,742 9,467 19,209
2022年 11月15日 9,817 9,356 19,173

駅周辺

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八幡屋公園(2008年頃)

朝潮橋交差点の位置には、かつて安治川運河(八幡屋運河)に朝潮橋という築港大道路(現・みなと通)の橋が架かっており、大阪市電築港線の朝潮橋停留場が設置されていた[3]1951年の安治川運河埋立に伴い朝潮橋は撤去され、朝潮橋停留場も1960年に休止(1964年に廃止)となったが、朝潮橋の名称は当駅に受け継がれている[3]

バス路線

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最寄停留所は地下鉄朝潮橋となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。

その他

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駅の南側にはかつて港検車場があり、弁天町および本町(仮駅)が終着だった時代の車両基地として機能していた。車庫の機能が森之宮検車場へと移された後、建物は森之宮車両工場港作業場として、1977年に森之宮車両工場構内に塗装設備が完成するまで鋼製車両の塗装場として使用された。その後引込線を撤去の上大阪市交通局朝潮橋研修所として使用されたが、研修所が中百舌鳥に移転したため、跡地はマンション、交通局(当時)官舎と市バスターミナル(現在は廃止され、コインパーキング)になっている。引込線の痕跡は今も高架橋に残っている。なお、この場所はさらに以前には大阪市電港車庫であった。また市バスターミナル時代は、国際見本市会場(インテックス大阪)へ直通する系統が運行されていたことから、1994年アジア太平洋トレードセンターがインテックス大阪のすぐそばにオープンした当初はその副産物として、構内の標柱に「ATC方面」と表記したステッカーを貼り付けて利用客に配慮していた[注 2]

隣の駅

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大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
  中央線
大阪港駅 (C11) - 朝潮橋駅 (C12) - 弁天町駅 (C13)
  • ( ) 内は駅番号を示す。

脚注

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注釈

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  1. ^ 1996年に行われた調査であるが、会計年度上は1995年度となる。
  2. ^ 1995年にはATCのすぐそばに大阪ワールドトレードセンタービルディング(コスモタワー)もオープンしたことから、ステッカーを「ATC/WTC方面」に書き換え、さらなる配慮に貢献した。

出典

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本文

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  1. ^ 中央線 朝潮橋駅の可動式ホーム柵の運用開始について”. Osaka Metro. 2024年12月4日閲覧。
  2. ^ Osaka Metro|朝潮橋”. 大阪市高速電気軌道. 2023年6月10日閲覧。
  3. ^ a b Osaka Metro まちさんぽ 朝潮橋駅(中央線)/朝潮橋が、消えた!”. Osaka Metro (2024年3月1日). 2024年12月8日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 路線別駅別乗降人員(2023年11月7日 交通調査日)” (PDF). Osaka Metro. 2024年12月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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