望月哲男
望月 哲男(もちづき てつお、1951年1月6日[1] - )は、日本のロシア文学者、翻訳家。 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター特任教授[2]、中央学院大学現代教養学部教授、北海道大学名誉教授。ロシア文化・文学専攻[3]。
来歴
編集静岡県生まれ。1969年、静岡県立静岡高等学校卒業[4]。1975年、東京大学露文科卒業。1982年同大学院博士課程単位取得退学、同助手、1986年、北海道大学助教授、1994年、同教授、1996年、木村彰一賞受賞。 『アンナ・カレーニナ』、『白痴』の新訳を出した。
著書
編集共編著
編集翻訳
編集- 『ドストエフスキーの詩学』(ミハイル・バフチン、鈴木淳一共訳、ちくま学芸文庫) 1995
- 『ロマン』(ウラジーミル・ソローキン、国書刊行会) 1998、新版2023
- 『真説ラスプーチン』(エドワード・ラジンスキー、沼野充義共訳、日本放送出版協会) 2004
- 『イワン・イリイチの死 クロイツェル・ソナタ』(トルストイ、光文社古典新訳文庫) 2006
- 『アレクサンドル2世暗殺』(エドワード・ラジンスキー、久野康彦共訳、日本放送出版協会) 2007
- 『アンナ・カレーニナ』全4巻(トルストイ、光文社古典新訳文庫) 2008
- 『白痴』全3巻(ドストエフスキー、河出文庫) 2010
- 『青い脂』(ソローキン、松下隆志共訳、河出書房新社) 2012
- 『死の家の記録』(ドストエフスキー、光文社古典新訳文庫) 2013
- 『スペードのクイーン / ベールキン物語』(プーシキン、光文社古典新訳文庫) 2015
- 『戦争と平和』全6巻(トルストイ、光文社古典新訳文庫) 2020 - 2021