有珠駅
北海道伊達市にある北海道旅客鉄道の駅
有珠駅(うすえき)は北海道伊達市有珠町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はH40。電報略号はウス。事務管理コードは▲130305[2]。
有珠駅 | |
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駅舎(2017年9月) | |
うす Usu | |
(4.9 km) 長和 H39► | |
所在地 | 北海道伊達市有珠町 |
駅番号 | ○H40 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■室蘭本線 |
キロ程 | 46.6 km(長万部起点) |
電報略号 | ウス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
60人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)9月10日[1] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1928年(昭和3年)9月10日:鉄道省長輪線静狩駅 - 伊達紋別駅間開通に伴い開業[1]。一般駅[1]。
- 1931年(昭和6年)4月1日:長輪線を室蘭本線に編入、それに伴い同線の駅となる。
- 1962年(昭和37年)1月15日:貨物扱い廃止[1]。
- 1980年(昭和55年)5月15日:荷物扱い廃止[1]。無人[3](簡易委託)化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 1989年(平成元年):駅舎改築[4]。
- 時期不詳[注 1]:簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
編集当駅の所在する地名より。地名はアイヌ語の「ウシ・コロ・オタン」(湾頭にある沼)の、「ウシ」の部分に由来する。単に「ウシ」(湾)に由来するとする別説もある[4]。
駅構造
編集単式ホーム2面2線を有する地上駅。かつては2面3線の配線であったが[5]、中線(旧2番線)は長万部方の線路が撤去され、横取線となった[6]。駅舎側(西側・海側)ホーム中央と反対側ホーム南側を結ぶ構内踏切がある[6]。2面3線時代の配線は左右裏返しにすると長和駅とほぼ同じ配線であった[5]。
伊達紋別駅管理の無人駅となっている。有人駅時代の駅舎は改築され、内装には化粧梁やレトロな照明器具を使用し、外観は中央部の合掌部分に明かり窓を配したシンメトリーのデザインを採用した駅舎となっている[4]。駅舎内にトイレを有する。
洞爺駅より当駅までは単線区間、当駅より長和駅までは複線区間となっている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■室蘭本線 | 上り | 豊浦・長万部方面 |
2 | 下り | 東室蘭・室蘭方面 |
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ホーム(2009年8月)
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構内踏切(2017年9月)
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駅名標(2017年9月)
利用状況
編集1日の平均乗降人員は以下の通りである[7]。
乗降人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011 | 80 |
2012 | 68 |
2013 | 68 |
2014 | 60 |
駅周辺
編集バス路線
編集駅前の国道37号沿いに道南バス「有珠駅前」停留所があり、洞爺駅、洞爺湖温泉、豊浦しおさい方面、伊達駅前、室蘭港フェリーターミナル方面の路線が発着する。
隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、850頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、224頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ “札鉄 室蘭、千歳、胆振の3線区 営業近代化スタート”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1980年5月18日)
- ^ a b c 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)138ページより。
- ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)75ページより。
- ^ a b c d 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)83ページより。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月26日閲覧
関連項目
編集外部リンク
編集- 有珠|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company