有東
有東(うとう)は静岡県静岡市駿河区にある町名。現行行政地名は有東一丁目から有東三丁目。住居表示実施済み[4]。
有東 | |
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静岡県立駿河総合高等学校 | |
北緯34度57分47.54秒 東経138度24分34.35秒 / 北緯34.9632056度 東経138.4095417度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 静岡県 |
市町村 | 静岡市 |
区 | 駿河区 |
人口 | |
• 合計 | 2,789人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
422-8032[2] |
市外局番 | 054 (静岡MA)[3] |
ナンバープレート | 静岡 |
地理
編集歴史
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- 弥生時代から古墳時代にかけて、この付近にはすでに集落があった。近隣の登呂遺跡とともに戦後より発掘調査を行い、出土した遺品などを静岡県埋蔵文化財センターで保存している[5]。
- 有東の名は、付近の隆起状の地形をアイヌ語で突起を意味するウトウにちなんで「ウトウ(有東)山」と呼んだという説がある。また、有東山とその付近の八幡山の間にできた集落であり、全国にある「ウトウ」の地名も峡間や切り通しの地形の所についていることが多いことから、同じ語源でつけられたとの説もある[6]。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、有東村と周辺の村が合併、有渡郡豊田村が発足し、大字有東となる。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 郡制の施行により、豊田村の所属郡が安倍郡に変更。
- 1928年(昭和3年)10月1日 - 静岡市に編入。静岡市有東となる。
- 1970年(昭和45年)4月1日 - 有東の一部が新設された南八幡町(同時に住居表示)に編入。
- 1970年(昭和45年)11月1日 - 一部が新設された有明町と八幡五丁目に編入、また有東一丁目(八幡本町五丁目の一部を編入)と二丁目を新設、いずれも住居表示。
- 1973年(昭和48年)11月1日 - 一部が新設された登呂三丁目に編入、また有東三丁目が高松の一部を編入し新設、いずれも住居表示。
- 1974年(昭和49年)11月1日 - 有東の残部が新設された豊田三丁目(同時に住居表示)の一部となり、丁目のない有東は消滅。
- 2005年(平成17年)11月1日 - 静岡市が政令指定都市となり、静岡市駿河区有東一〜三丁目となる。
世帯数と人口
編集2018年(平成30年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
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有東一丁目 | 518世帯 | 1,245人 |
有東二丁目 | 431世帯 | 983人 |
有東三丁目 | 272世帯 | 561人 |
計 | 1,221世帯 | 2,789人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
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有東一丁目 | 全域 | 静岡市立富士見小学校 | 静岡市立豊田中学校 |
有東二丁目 | 全域 | ||
有東三丁目 | 全域 | 静岡市立高松中学校 |
交通
編集施設
編集- 静岡県立駿河総合高等学校
- 静岡有東郵便局
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b “静岡市の人口・世帯”. 静岡市 (2018年11月12日). 2018年12月11日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年12月8日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年12月11日閲覧。
- ^ “静岡市の町字名一覧(住居表示実施・未実施区域一覧)・静岡市の町界町名街区案内図”. 静岡市 (2018年3月27日). 2018年12月12日閲覧。
- ^ 全国遺跡報告総覧〈有東遺跡〉
- ^ 飯塚伝太郎著 長倉智恵雄補筆『しずおか町名の由来』静岡新聞社刊 1989年 P.113
- ^ “静岡市立小・中学校通学区域表”. 静岡市. 2018年12月11日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2018年12月3日閲覧 (PDF)