月夜の宝石
『月夜の宝石』(つきよのほうせき、Les Bijoutiers du clair de lune)は、1958年のフランス・イタリア・アメリカ合衆国の恋愛映画。監督はロジェ・ヴァディム、出演はブリジット・バルドーとアリダ・ヴァリなど。アルベール・ヴィダリーの小説『月光の宝石商人』を原作としている。英語タイトルは『The Night Heaven Fell』。
月夜の宝石 | |
---|---|
Les Bijoutiers du clair de lune | |
監督 | ロジェ・ヴァディム |
脚本 |
ロジェ・ヴァディム ジャック・レミー |
原作 |
アルベール・ヴィダリー 『月光の宝石商人』 |
製作 | ラウール・J・レヴィ |
出演者 |
ブリジット・バルドー アリダ・ヴァリ スティーヴン・ボイド |
音楽 | ジョルジュ・オーリック |
撮影 | アルマン・ティラール |
編集 | ヴィクトリア・メルカントン |
製作会社 | Iéna Productions |
配給 | コロンビア・ピクチャーズ |
公開 |
1958年4月16日 1958年12月4日 1958年10月21日 1958年6月26日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 |
フランス イタリア アメリカ合衆国 |
言語 |
フランス語 スペイン語 |
『素直な悪女』(1956年)に引き続き、ロジェ・ヴァディム監督とプロデューサーのラウール・レヴィが再びブリジット・バルドーを主演に起用した作品である[1]。
ストーリー
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
伯爵家に嫁いだ叔母フロレンティーンを訪ねてスペインの田舎町にやって来たウルシュラは、貧しい青年ランベルトに一目惚れする。しかし、ランベルトはフロレンティーンの愛人だった。
ある晩、フロレンティーンに逢いに来たランベルトは、フロレンティーンの夫リベラ伯爵に見つかり、殺されそうになる。もみ合ううちに誤ってリベラを刺し殺してしまったランベルトを、ウルシュラは叔母の愛人と知ったうえで助け出し、2人は逃避行に出る。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替(テレビ版)
- ウルシュラ: ブリジット・バルドー(小原乃梨子)
- フロレンティーン: アリダ・ヴァリ(藤波京子) - ウルシュラの叔母。
- ランベルト: スティーヴン・ボイド(江角英明)
- ミゲル・デ・リベラ伯爵: ペペ・ニエト - フロレンティーンの夫。