曹準好
曹準好(チョ・ジュノ、朝: 조준호、英: Cho Jun-Ho、 1988年12月16日- )は、韓国・釜山出身の柔道選手[1]。階級は66 kg級。身長165 cm[2][3]。双子の弟である曹準銜(チョ・ジュニョン)も柔道選手として国内の大会で優勝するなど一定の活躍をしている[4][5]。
獲得メダル | ||
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大韓民国 | ||
柔道 | ||
オリンピック | ||
銅 | 2012 ロンドン | 66 kg級 |
世界柔道選手権 | ||
銅 | 2011 パリ | 66 kg級 |
世界柔道団体選手権大会 | ||
銅 | 2010 アンタルヤ | 66 kg級 |
人物
編集2010年の世界柔道団体選手権大会では3位となった[3]。2011年のアジア選手権の個人戦では準決勝で森下純平に敗れて3位だったものの、団体戦では優勝を飾った[3]。続く世界選手権では準々決勝で海老沼匡に有効2つと指導2を取られて敗れたが、その後の3位決定戦でスロベニアのロク・ドラクシッチを袖釣込腰で破って3位となった[6]。2012年ロンドンオリンピック代表選考会では北京オリンピック60 kg級金メダリストの崔敏浩を下し、代表に選出された[3]。
2012年7月のロンドンオリンピックでは準々決勝で海老沼と対戦すると、内股を掛けた際に手を着いた寝姿勢から腕挫腋固を仕掛けるが逃れられる[7]。一方で立ち姿勢から掛けて倒れ込んだ行為をした反則ではないかとの声も上がった[7]。GSに入ってから小内刈で有効ポイントを取られるもビデオ判定で取り消しとなった。結果として旗判定にもつれ込み、一旦は曹に旗が上がるもののビデオ判定を担当するジュリーからの指摘で判定がやり直されて、今度は海老沼の方に旗が上がったことにより敗れた。その後、敗者復活戦を勝ち上がり銅メダルを獲得した。また、前代未聞の旗判定やり直しに加え、必要以上に審判の判定に干渉するジュリーの存在に疑問の声も上がった。[8][2]。
主な戦績
編集- 2008年 - 韓国国際 3位
- 2009年 - ワールドカップ・スウォン 優勝
- 2009年 - 東アジア大会 3位
- 2010年 - 東アジア選手権 3位
- 2010年 - ワールドカップ・ローマ 優勝
- 2010年 - 世界柔道団体選手権大会 3位
- 2010年 - ワールドカップ・スウォン 2位
- 2011年 - グランプリ・デュッセルドルフ 2位
- 2011年 - アジア選手権 個人戦 3位 団体戦 優勝
- 2011年 - グランドスラム・モスクワ 3位
- 2011年 - 世界選手権 3位
- 2011年 - ワールドカップ・ウランバートル 3位
- 2011年 - グランプリ・アブダビ 2位
- 2011年 - ワールドカップ・チェジュ 優勝
- 2012年 - グランドスラム・パリ 2位
- 2012年 - ワールドカップ・オーヴァーバルト 3位
- 2012年 - ロンドンオリンピック 3位
(出典[3]、JudoInside.com)。
出演映像
編集脚注
編集- ^ a b “할머니 영전에 바친 ‘패자부활’…조준호 또 한번 울었다” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2012年7月30日). 2022年11月13日閲覧。
- ^ a b Jo Jun-Ho Biography and Olympic Results[リンク切れ]Archived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
- ^ a b c d e f profile
- ^ Jun-Hyun Cho
- ^ “'조준호 쌍둥이' 조준현 '실력도 똑같네~!' - KBS NEWS”. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月14日閲覧。
- ^ “World Judo Championships, Paris 2011 - DAY 1 RESULTS”. 2011年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月30日閲覧。
- ^ a b Cho Jun-Ho's illegal waki-gatame
- ^ 異例の旗判定取り消し=海老沼あわや敗者に-柔道男子66キロ級〔五輪・柔道〕 時事通信 2012年7月30日 [リンク切れ]
- ^ Invincible Youth 2 (청춘불패 2) - Ep.38: with National Judo Champions. YouTube (朝鮮語、英語字幕). KBS Worldチャンネル. 15 May 2014. 2020年7月11日閲覧。
外部リンク
編集- 曹準好 - JudoInside.com のプロフィール