春よ来い (童謡)
概要
編集1923年に雑誌『金の鳥』(1923年3月1日、金の鳥社)に発表されたのが初出とされる[1]。歌詞に登場する「みいちゃん」のモデルは御風の実子である[2]。御風の出身地である新潟県糸魚川市の糸魚川歴史民俗資料館のウェブサイトでは「御風の作詞曲の中でも知名度の高い作品」と紹介している[1]。
歌詞
編集- 春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている - 春よ来い 早く来い
おうちのまえの 桃の木の
蕾もみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている
録音した歌手
編集記念碑
編集作曲者である弘田の故郷となる高知県安芸市には、弘田の作曲した童謡の記念碑が10基建立されており、本作の碑(6号碑)は、岩崎弥太郎生家跡に所在する(1986年設置)[4]。
脚注
編集出典
編集- ^ a b 御風の代表的な作詞曲 - 糸魚川歴史民俗資料館(相馬御風記念館)2021年1月27日閲覧
- ^ “#53 初回放送日:2019年9月7日(土) 歌でめぐる日本の四季特集”. 子供たちに残したい 美しい日本のうた. テレビ朝日 (2019年9月7日). 2021年1月27日閲覧。
- ^ 平成26年第4回市議会定例会閉会あいさつ(行政報告) - 糸魚川市(市議会行政報告)
- ^ 弘田龍太郎曲碑 - 安芸市(2021年1月27日閲覧)