明石スクールユニフォームカンパニー
日本の被服メーカー
(明石被服興業から転送)
株式会社明石スクールユニフォームカンパニー (あかしスクールユニフォームカンパニー、英語: AKASHI School Uniform Company Ltd.) は、岡山県倉敷市児島に本社を置く、学生服・体操服を中心とした衣料を製造販売する日本の企業。「富士ヨット学生服」のブランド名で知られる。略称、AKASHI S.U.C.
本社屋(2015年) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒711-8611 岡山県倉敷市児島田の口1丁目3-44 北緯34度28分36.9秒 東経133度50分11.1秒 / 北緯34.476917度 東経133.836417度座標: 北緯34度28分36.9秒 東経133度50分11.1秒 / 北緯34.476917度 東経133.836417度 |
設立 | 2014年12月 |
業種 | 繊維製品 |
法人番号 | 3260001027781 |
事業内容 | 各種衣料の企画・製造・販売 |
代表者 | 河合秀文(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 308億7,800万円(2023年12月) |
従業員数 | 571名(グループ合計1,504名) |
決算期 | 12月期 |
主要子会社 |
|
外部リンク |
www |
明石スクールユニフォームカンパニー(富士ヨット学生服)、トンボ(トンボ学生服)、菅公学生服(カンコー学生服)の大手学生服メーカー3社の一つである。
概要
編集1865年(慶応元年)、創業者の明石役造が、真田紐類の製造業「西屋」を創業。 1932年、被服製造を開始。 1944年、明石被服興業株式会社設立。 戦後は子供の数が増えたこともあって学生服の需要が増加し、業績を拡大した。昭和40年代からテレビCMを積極的に展開し、三田明・山口百恵・石野真子・中森明菜ら、その時々の人気アイドルをCMキャラクターとして起用した。またホーロー看板による広告も全国的に展開、地方では「富士ヨット学生服」の看板が残存していることがある。2015年に創業150年を迎え、明石被服興業株式会社は企画・営業部門を担う株式会社明石スクールユニフォームカンパニー(AKASHI S.U.C.)と、製造・物流部門を担う明石被服興業株式会社(AKASHI H.K.C.)に分社化し、新体制となる。
沿革
編集- 1865年(慶応元年) - 小倉真田帯地、細紐類の製造を開始。
- 1932年(昭和7年) - 被服製造業開始。
- 1944年(昭和19年) - 明石被服興業株式会社を組織。
- 1969年(昭和44年) - 宇部工場竣工。
- 1987年(昭和62年) - 本社第二配送センター新設。
- 1988年(昭和63年) - 森英恵とデザイン提携、学校服のプレタポルテとして「ハナエ・モリ スクールジェンヌ」[1]発表。
- 1992年(平成4年) - 本社第一配送センター 鉄筋7階建完成。
- 1997年(平成9年)
- 本社営業本部事務所の改装完了。
- ユニセフ募金開始。
- 環境委員会を設置、環境問題に取り組みを図る。
- 1998年(平成10年)
- 日邦産業株式会社を吸収合併し、企業ユニフォーム部門の充実を図る。
- 第三配送センター竣工。
- 1999年(平成11年) - 学生服メーカーとして初めて環境マネジメントシステム「ISO14001」取得。
- 2001年(平成13年) - 宇部工場をリニューアル。
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 新物流センター竣工。
- 東京支店自社ビルへ移転。
- 「デサント」と契約。
- 岡山エコ事業所 第1号に認定される。
- 2005年(平成17年) - 日本ライフセービング協会(JLA)のパートナー企業に承認される。
- 2008年(平成20年) - 本社工場(さくら工場)の竣工。
- 2010年(平成22年) - 本社に社員用健康増進センター設立。[2]
- 2012年(平成24年)
- 宇部テクノパークアソートセンター(宇部TAC)を竣工し、物流業務の強化を図る。
- 介護・看護スタッフ衣料で「ルコックスポルティフ」と契約。
- 2013年(平成25年) - 倉敷和蔵アソートセンターを竣工し、物流業務の中枢とする。
- 2015年(平成27年)
- 2018年(平成30年) - Tリーグ 岡山リベッツとオフィシャルスポンサー契約を締結。[4]
- 2021年(令和3年) - スマートフォンによる採寸・注文システム「Ai採寸」始動
- 2022年(令和4年) - 宇部テクノパークアソートセンターⅡ号棟(宇部TAC-Ⅱ)竣工
- 2023年(令和5年)
- 経済産業省「次代を担う繊維産業企業100選」に選定
- CLASS EARTHと協業、制服を通して生物多様性やSDGsの学びを提供
拠点
編集本社および支店
編集物流拠点
編集生産拠点
編集主な取り扱いブランド
編集- 詰襟学生服
- 富士ヨット学生服 NanoWave Premium
- 富士ヨット学生服 SMART ONE
- 富士ヨット学生服 J-PROUD
- 富士ヨット学生服 ラクラン
- 富士ヨット学生服 SERIES-X
- 富士ヨット学生服 シャワークリア
- 女子学生服
- 富士ヨット ko*ma*chi
- Licca-FUJIYACHT[5]
- 学校別制服
- ジャストフレンド
- HANAE MORI SCHOOL SIENNE
- HANAE MORI SCHOOL COPAIN
- FRIEND SHIP
- Vermattino
- SCHOOL PRETA
- COLLAGE ACE
- hers heart
- O.C.S.D.(オサレカンパニースクールデザイン)[6]
- 体操服
- FEEL/D.
- DESCENTE
- ATHLISH
- YACHT
- Mc COUGAR
- オレンジCLASS
- 看護服・介護服
- ルコックスポルティフ(le coq sportif)
- Stella Verge TENDER
- 作業服
- E-Qualia(イークオリア)
PRキャラクター
編集3人のPRキャラクターが存在し、グッズや動画などが展開されている[7]。イラスト・原画は深崎暮人、3Dモデル製作はISAO、映像・編集はまさたかP、音楽制作はbuzzGが担当した。
提供番組
編集関連項目
編集脚注
編集注釈・出典
編集- ^ “HANAE MORIパートナー”. HANAE MORI. 2019年10月28日閲覧。
- ^ “明石被服興業/健康増進センター開設”. 繊維ニュース. 2018年10月31日閲覧。
- ^ “明石被服興業/6月から持株会社制へ/企画・営業の新会社設立”. 繊維ニュース. 2018年10月31日閲覧。
- ^ “スポンサー一覧”. 岡山リベッツ. 2018年10月31日閲覧。
- ^ “リカちゃんの制服ブランド “Licca-FUJIYACHT” デビュー!”. タカラトミー. 2019年10月28日閲覧。
- ^ “O.C.S.D. 公式サイト”. O.C.S.D.. 2019年10月28日閲覧。
- ^ “明石SUC/PRキャラ誕生/美少女3人が制服の魅力発信”. 繊維ニュース. 2018年10月31日閲覧。
外部リンク
編集- 学生服・制服の明石スクールユニフォームカンパニー|明石SUC - 公式サイト
- リカちゃん×富士ヨット学生服|明石SUC - 公式サイト
- O.C.S.D.|O.C.S.D. - 公式サイト
- AKASHI S.U.C. PRキャラクター|明石スクールユニフォームカンパニー - 公式サイト