明星電気
明星電気株式会社(めいせいでんき)は、日本の気象観測機器、衛星観測機器、計測機器等のメーカー。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 明星電気、MEISEI |
本社所在地 |
日本 〒372-8585 群馬県伊勢崎市長沼町2223番地 |
設立 | 1938年2月20日 |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 2010001007784 |
事業内容 | 通信、電子、電気計測、情報処理、その他電気一般に関する装置、機械器具、部品の製造、販売 他 |
代表者 | 夏村 匡(代表取締役社長) |
資本金 |
29億9,653万円 (2021年3月31日現在) |
売上高 |
71億246万2千円 (2021年3月期) |
純利益 |
3億1,382万9千円 (2021年3月期) |
純資産 |
60億3,736万8千円 (2021年3月31日現在) |
総資産 |
103億9,915万5千円 (2021年3月31日現在) |
従業員数 |
345人 (2021年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
IHI 100% (2021年8月1日現在) |
外部リンク | www.meisei.co.jp |
概要
編集長年にわたり日本の科学衛星、惑星探査機の観測装置を手がけてきた。ラジオゾンデや地震計、気象観測装置などに強く、日本国内においては根強いシェアを持つ。国産ラジオゾンデ製造会社の老舗のうちの1社であり、現在もラジオゾンデを生産している国内メーカーは当社のみである。
2012年6月からIHIの連結子会社。2021年8月1日にIHIの完全子会社となり[1]、2021年7月29日付で上場廃止(東証2部)となった[1]。
所在地
編集- 本社は生産拠点である伊勢崎工場となっているが、営業部門は、東京事業所に置く。
沿革
編集- 1938年2月20日 - 東京市蒲田区下丸子に資本金30万円で設立。
- 1939年 - ラジオゾンデの製造販売を開始する。
- 1945年 - 空襲により工場を焼失。群馬県伊勢崎市に本社・工場を移転。
- 1946年 - 東京都大田区大森に本社を移転。
- 1962年 - 東京証券取引所2部上場。
- 1964年 - 茨城県北相馬郡守谷町大字守谷(現・守谷市百合ケ丘三丁目)に工場を建設。
- 1992年 - 関係会社「メイセイ・エンジニアリング(後の明星マネジメントサービス)」を設立。
- 2005年 - 守谷工場を伊勢崎工場に統合、売却。(その後2007年に守谷工場の跡地にはイオンタウン守谷が建設された。)
- 2012年 - 株式会社IHIの株式公開買い付けに合意し、同社の連結子会社化[1][2]。
- 2020年 - 明星マネジメントサービスを清算。
- 2021年
製造機種
編集- 高層気象観測装置
- 地上気象観測装置
- 地震計・震度計
- 宇宙環境観測装置
その他精密計測システム各種
※ボタン電話製造の最盛期は、TV・映画の小道具として提供されることが多く、宣伝効果は大きかった。
脚注
編集- ^ a b c d “IHIが明星電気を完全子会社化 新規事業創出狙う”. 上毛新聞. 2021年5月14日閲覧。
- ^ 『明星電気株式会社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社IHI、2012年6月7日 。2015年2月23日閲覧。