旭川ライブジャム
旭川ライブジャム(あさひかわライブジャム)は、北海道旭川市で1986年より不定期に開催されている音楽イベント。2015年には花火大会も開催された。
概要
編集1986年にカムイスキーリンクスで初開催[1]。初年度はレイ・チャールズ・オーケストラやニューヨーク・ジャズ・オーケストラなどジャズ系の出演者が多く、ジャズ・フェスティバルの色彩の強いイベントだった。
翌1987年より開催地を旭川市江丹別の「若者の郷」に移す。以後は地元・旭川出身の安全地帯を始めとしてロック・ポップス系の出演者も多くなり、夏の野外音楽イベントとして定着した。1998年からは場所を、当時再開発中だった北彩都あさひかわの特設ステージへと移した。
しかし2000年代に入ると、同じ北海道で同時期にライジング・サン・ロックフェスティバルが開かれるなど競合イベントが多くなったこと、北海道拓殖銀行の経営破綻から続く北海道内の景気低迷など様々な要因から観客動員が低迷するようになり、野外開催を諦め市内の旭川大雪アリーナや旭川市民文化会館など屋内での開催となる。またこの頃から開催時期が不定になり、2004年は3月末の開催となった[2]。
2009年1月18日に道の駅あさひかわ(旭川地場産業振興センター大展示場)で開かれた「ASAHIKAWA LIVE JAM SHOW CASE 2009」を最後に、一時開催が途絶えた。
その後、2014年開催の「旭川北彩都花火大会」を引き継ぐ形で、2015年8月8日にサンタプレゼントパークにて「旭川ライブジャム花火大会2015」が開催され、6年ぶりに「旭川ライブジャム」の名称が復活してのライブイベントが行われた[3]。しかしこの「花火大会」を最後に、再び開催が途絶えている。
過去の主な出演者
編集- レイ・チャールズ、バブルガム・ブラザーズ(1986年)
- 柳ジョージ(1987年)
- 松岡直也、ARB、渡辺貞夫(1988年)
- T-SQUARE(1990年)
- このときのライブ映像は、DVD『LIVE“NATURAL”』に収録されている。
- 中村あゆみ、中西圭三、アン・ルイス(1993年)
- スターダストレビュー(1996年)
- このときのライブ映像は、DVD『年めくり30年30曲』に1曲のみ収録されている。
- Eins・Vier、熱帯JAZZ楽団、4.P.M、MOON CHILD、SALT&SUGAR、TOSHI、加山雄三 with HYPER LAUNCHERS(1997年)
- 角松敏生、スガシカオ、キンモクセイ(2004年)[2]
- SunSet Swish(2009年)
- SEAMO、TRIPLANE、サンプラザ中野くん(2015年)
脚注
編集- ^ 昭和61年 旭山動物園ヒストリー
- ^ a b ASAHIKAWA LIVE JAM 出演決定!! - 角松敏生公式サイト
- ^ 旭川ライブジャム花火大会2015 じゃらんnet