早真之介
早 真之介(はや しんのすけ、2002年9月11日 - )は、滋賀県甲賀市出身[1]の元プロ野球選手(外野手)。
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 滋賀県甲賀市 |
生年月日 | 2002年9月11日(22歳) |
身長 体重 |
181 cm 78 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2020年 育成選手ドラフト4位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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左投左打。プロでは育成選手であった。
経歴
編集プロ入り前
編集甲賀市立伴谷東小学校時代から「伴谷少年野球」で軟式野球を始め、甲賀市立城山中学校では「滋賀野洲ボーイズ」に所属する[1]。
高校は京都市東山区の京都国際高等学校に進学。1年生の夏から左翼手のスタメンとして出場する[2]。2年生の夏の第101回全国高等学校野球選手権京都大会では決勝に進出し、1安打1打点を挙げるも立命館宇治高等学校に2対3で敗れる[3]。3年生の夏の第102回全国高等学校野球選手権大会はコロナ禍のなか中止となり、甲子園出場はならなかった。代替試合として行われた夏季京都府高等学校野球大会では、3回戦で敗退した[4]。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト4位指名を受け[5]、11月19日、支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で契約合意に達し[6]、12月10日に入団発表会見が行われた[7]。背番号は125。
ソフトバンク時代
編集2021年はウエスタン・リーグへの出場はなかった[8][9]。
2022年は、ウエスタン・リーグで1試合に出場し、打率.500(2打数1安打)を記録した[10]。
2023年は、ウエスタン・リーグへの出場はなく[11]、三軍を中心にプレー[12]。三軍の韓国遠征から帰ってきた直後[13]の10月28日に戦力外通告を受けた[14]。11月15日、12球団合同トライアウトに参加し、シート打撃の第1打席で同じくソフトバンク所属だった髙橋純平と対戦するも、変化球が早の左すねに直撃する死球を受け[15]、歩くのもままならない肉離れを起こしてしまう[13]。その後の4打席は内野ゴロ2つと2三振に終わり、あと2打席立てる機会があったものの、自らの判断で辞退した[15]。クラブチームや社会人チームからの誘いはあったものの、早はNPB球団での現役続行を目指しており、同トライアウト終了後から10日経過してもオファーがなかったことから、現役引退を決断した[13]。
現役引退後
編集引退後、警察官の採用試験を受験した。小さい頃から憧れを持っていた職業であり、戦力外通告を受けた際に球団から渡されたセカンドキャリアの紙に「警察官」の文字を見つけ、さらに興味を持ったという[13]。
引退後は実家の滋賀県に戻り、独学で採用試験に向けて勉強に取り組んだ[16]。
選手としての特徴・人物
編集詳細情報
編集年度別打撃成績
編集- 一軍公式戦出場なし
背番号
編集- 125(2021年 - 2023年)
登場曲
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “【ホークス育成新人File】4位・早真之介は打撃自慢「首位打者と2000本安打」”. Yahoo! JAPAN (2021年1月24日). 2021年3月17日閲覧。
- ^ “第100回全国高校野球選手権京都大会 準決勝(2018年7月25日 わかさスタジアム京都)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2018年7月25日). 2021年3月17日閲覧。
- ^ “第101回全国高校野球選手権京都大会 決勝(2019年7月28日 わかさスタジアム京都)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2019年7月28日). 2021年3月17日閲覧。
- ^ a b “京都国際敗退、ドラフト候補コンビの夏終わる/京都”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年7月24日) 2021年3月17日閲覧。
- ^ a b “ソフトバンク育成4位は京都国際高・早真之介 ポテンシャル&姿勢評価”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年10月26日) 2021年3月17日閲覧。
- ^ “ソフトバンク、育成ドラフト4位早と入団合意”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年11月19日) 2021年3月17日閲覧。
- ^ “2020/12/10(木) 選手 新入団会見レポ。1位井上選手は「背番号43」”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2020年12月10日). 2021年3月17日閲覧。
- ^ “2020年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2023年11月9日閲覧。
- ^ “2021年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2023年11月9日閲覧。
- ^ “2022年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2023年11月9日閲覧。
- ^ “2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2023年11月9日閲覧。
- ^ 濱口妙華「ヘアスタイルは〝失敗〟しても… ソフトバンクの育成3年目・早真之介、ニュースタイルで好調を継続中」『西スポWEB OTTO!』2023年9月6日。2023年11月29日閲覧。
- ^ a b c d 川村虎大「戦力外の21歳が目指す警察官「次は人を支える仕事に」 “超難問”に異色の挑戦」『Full-Count』2023年11月29日。2023年11月29日閲覧。
- ^ “鷹、戦力外の育成選手が心境吐露「どれだけ頑張っても切られてしまう」「薄々気付いていた」”. Full-Count (2023年10月28日). 2023年11月9日閲覧。
- ^ a b 「足引きずり帰路へ…元鷹21歳、死球で無念の途中離脱 高橋純からDMで「ごめんな」」『Full-Count』2023年11月15日。2023年11月29日閲覧。
- ^ a b “プロ野球選手から警察官へ転身 元ソフトバンク育成の22歳、第二の人生は地元で再出発「困っている人の支えになりたい」”. 西スポ. (2024年12月6日) 2024年12月6日閲覧。
- ^ “プロ注目の京都国際・早「狙って」通算29号/京都”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年7月12日) 2021年3月17日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2021年3月17日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 早真之介 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)