早池峰スーパースプリント
(早池峰賞から転送)
早池峰スーパースプリント(はやちねスーパースプリント)[2]は、岩手県競馬組合が水沢競馬場で施行する地方競馬の重賞競走(M2)である。正式名称は「デイリースポーツ杯 早池峰スーパースプリント」。
早池峰スーパースプリント | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 岩手県競馬組合 |
競馬場 | 水沢競馬場 |
第1回施行日 | 2016年6月5日 |
2024年の情報 | |
距離 | ダート850m |
格付け | M2 |
賞金 |
1着賞金350万円 |
出走条件 | サラブレッド系3歳以上オープン、岩手所属 |
負担重量 | 定量(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減) |
出典 | [1] |
2015年までは早池峰賞(はやちねしょう)の名称で施行されていたものを2016年に改称した[2]。「早池峰」の名称は北上山地の最高峰である早池峰山に由来する。
名称変更から2020年まで盛岡競馬場で施行されていたが、2021年からは水沢競馬場で行われている。
概要
編集2000年から2006年まで重賞[3]、2012年までオープン特別競走として施行され[4]、2013年に重賞に再昇格した短距離戦[5]早池峰賞が、2016年に更なる距離短縮で地方競馬スーパースプリントシリーズの東北地区トライアル競走[6]「早池峰スーパースプリント」に名称変更されたものである[2]。なお、名称変更の際に回次が1回に戻されている[2]。改編と同年の2016年から導入された岩手競馬の重賞格付け制度において、本競走はM2に格付けされた[2]。
2023年をもって地方競馬スーパースプリントシリーズが終了し、2024年からは習志野きらっとスプリントのトライアルではなくなった。
競走条件・賞金等(2024年)
編集歴史
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- 2000年 - 2006年、重賞競走として施行。
- 2007年 - 特別競走となる。
- 2013年 - 重賞競走に再昇格。
- 2016年
- 「早池峰スーパースプリント」に改称。
- 距離を1200mから1000mに短縮。
- M2に格付け。
- 地方競馬スーパースプリントシリーズの東北地区トライアルに指定(2023年まで)。
- 負担重量を別定から定量に変更。
- 2018年 -「デイリースポーツ創刊70周年記念」の名を冠して施行。
- 2021年 - 施行場が水沢競馬場となり、距離も850mに短縮[7]。
歴代優勝馬
編集- 重賞競走として行われた2000年から2006年および2013年以降を記載する。
- コースはすべてダート。
- Rはコースレコードを示す。
早池峰賞
編集回 | 施行日 | 競馬場 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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26 | 2000年12月3日 | 水沢 | 1400m | ハイフレンドピュア | 牡6 | 水沢 | 1:28.8 | 沢田盛夫利 | 佐藤利文 | 清澤新一 |
27 | 2001年12月8日 | 水沢 | 1400m | バンチャンプ | 牡8 | 盛岡 | 1:29.2 | 畠山信一 | 平澤芳三 | 佐々木誠吾 |
28 | 2002年12月9日 | 水沢 | 1400m | トーヨーデヘア | 牡5 | 盛岡 | 1:27.1 | 菅原勲 | 小西重征 | 藤田利勝 |
29 | 2003年12月7日 | 水沢 | 1400m | タイキシェンロン | 牡5 | 水沢 | 1:27.2 | 村上忍 | 佐々木由則 | 甲斐利元 |
30 | 2004年12月5日 | 水沢 | 1400m | トキオパーフェクト | 騸9 | 盛岡 | 1:26.3 | 陶文峰 | 櫻田浩三 | 吉田勝己 |
31 | 2005年12月18日 | 水沢 | 1400m | タイキシェンロン | 牡7 | 水沢 | 1:28.4 | 菅原勲 | 佐々木由則 | 甲斐利元 |
32 | 2006年12月17日 | 水沢 | 1400m | ヤマニンエグザルト | 牡6 | 水沢 | 1:27.7 | 板垣吉則 | 伊藤和 | 土井睦秋 |
39 | 2013年6月9日 | 盛岡 | 1200m | スーパーワシントン | 牡10 | 水沢 | 1:14:7 | 山本聡哉 | 佐藤雅彦 | 佐藤弘樹 |
40 | 2014年6月8日 | 盛岡 | 1200m | ランドオウジ | 牡8 | 水沢 | 1:13:0 | 村上忍 | 千葉幸喜 | 高山直樹 |
41 | 2015年6月7日 | 盛岡 | 1200m | デュアルスウォード | 牡7 | 水沢 | 1:12:0 | 菅原辰徳 | 瀬戸幸一 | 鈴木雅俊 |
早池峰スーパースプリント
編集回 | 施行日 | 競馬場 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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1 | 2016年6月5日 | 盛岡 | 1000m | サカジロヴィグラス | 牝5 | 水沢 | 59.1 | 坂口裕一 | 村上昌幸 | 大黒富美子 |
2 | 2017年6月4日 | 盛岡 | 1000m | エーシンシャラク | 牡9 | 水沢 | 58.9 | 高松亮 | 板垣吉則 | 杉浦和也 |
3 | 2018年6月3日 | 盛岡 | 1000m | ナムラバイオレット | 牝5 | 水沢 | 59.1 | 関本淳 | 千葉幸喜 | 川村初美 |
4 | 2019年6月2日 | 盛岡 | 1000m | サインズストーム | 牡6 | 水沢 | R58.4 | 岩本怜 | 石川栄 | 菅野直彦 |
5 | 2020年5月24日 | 盛岡 | 1000m | コンサートドーレ | 牡6 | 水沢 | R58.2 | 山本政聡 | 板垣吉則 | 廣瀬由一 |
6 | 2021年6月6日 | 水沢 | 850m | キラットダイヤ | 牝4 | 水沢 | 50.0 | 鈴木祐 | 板垣吉則 | 小林祐介 |
7 | 2022年6月5日 | 水沢 | 850m | キラットダイヤ | 牝5 | 水沢 | 49.6 | 鈴木祐 | 板垣吉則 | 小林祐介 |
8 | 2023年6月4日 | 水沢 | 850m | キラットダイヤ | 牝6 | 水沢 | 49.5 | 鈴木祐 | 板垣吉則 | 小林祐介 |
9 | 2024年6月9日 | 水沢 | 850m | ダイセンメイト | 牝5 | 水沢 | 50.8 | 岩本怜 | 菅原勲 | 根田喜久雄 |
出典
編集- ^ a b c d e “令和6年度第3回 水沢競馬競走番組表(概定)” (PDF). 岩手競馬 オフィシャルページ. 2024年6月7日閲覧。
- ^ a b c d e “2016シーズン岩手競馬4つのポイント”. 岩手競馬 公式WEBSITE (2016年3月8日). 2016年3月23日閲覧。
- ^ “早池峰賞 歴代優勝馬”. 地方競馬全国協会. 2016年6月5日閲覧。
- ^ “岩手競馬 2012(平成24)年度重賞・特別日程”. 岩手競馬 公式WEBSITE. 2012年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月23日閲覧。
- ^ “2013シーズン岩手競馬 5つのポイント”. 岩手競馬 公式WEBSITE. 2013年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月23日閲覧。
- ^ “スーパースプリントシリーズ2016【Super Sprint Series実施要項】”. 地方競馬情報サイト. 地方競馬全国協会. 2022年6月3日閲覧。
- ^ “令和3年度岩手競馬重賞競走年間計画表” (PDF). 2021年2月19日閲覧。