旧鮎川小学校
秋田県由利本荘市にある木造建築物
旧鮎川小学校(きゅうあゆかわしょうがっこう)は、秋田県由利本荘市にある木造建築物。竣工から2004年(平成16年)まで中学校および小学校の校舎として使用された。校舎としての役目を終えてからは文化財や観光スポットとして管理・利用されており、建物4点が国の登録有形文化財に登録されている。
概要
編集由利町立鮎川小学校 | |
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施設全景 | |
北緯39度9分21秒 東経140度1分30.9秒 / 北緯39.15583度 東経140.025250度座標: 北緯39度9分21秒 東経140度1分30.9秒 / 北緯39.15583度 東経140.025250度 | |
過去の名称 |
鮎川村立鮎川小学校 由利村立鮎川小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 由利町 |
設立年月日 | 1874年 |
閉校年月日 | 2004年3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
所在地 | 〒015-0363 |
秋田県秋田県由利本荘市町村字鳴瀬台65-1 | |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
由利町立鮎川中学校 | |
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北緯39度9分21秒 東経140度1分30.9秒 / 北緯39.15583度 東経140.025250度 | |
過去の名称 |
鮎川村立鮎川中学校 由利村立鮎川中学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 由利町 |
設立年月日 | 1947年 |
閉校年月日 | 1970年 |
共学・別学 | 男女共学 |
所在地 | 〒015-0363 |
秋田県秋田県由利本荘市町村字鳴瀬台65-1 | |
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旧鮎川小学校の建物群は、1953年(昭和28年)から1954年(昭和29年)にかけて由利町立鮎川中学校(由利本荘市立由利中学校の前身)校舎として旧・鮎川村村有林の木材を用いて建てられた。1970年(昭和45年)の中学校統合により同校が廃止されてからは同町立鮎川小学校(由利本荘市立由利小学校の前身)校舎に転用された。鮎川小学校は2004年の小学校統合で廃止されたが、由利本荘市が所有する下で[1]、2008年(平成20年)7月には建物の保存のために任意団体の「鮎の風実行委員会」が設立され、建物の維持管理や行事の開催に当たっている[2]。
敷地には染井吉野の桜並木があり[3]、銀杏並木[4]に約1万2000個のイルミネーションがともるイベントも開催される[5]。
2022年(令和4年)12月12日、 秋田県の「未来に伝えたい秋田のインフラ50選」に旧鮎川小学校(建築物)が選出された[6]。
全体規模
編集旧鮎川小学校は木造平屋建て校舎3棟、体育館1棟、その他付帯設備からなる。
- 全体面積 24,504 m2
- 校舎の面積 8,272 m2
登録有形文化財
編集旧鮎川小学校の建物群は一部が改装されているものの、規模は建築当初のまま維持されてきており、2012年(平成24年)2月23日に、以下の建物4点が国の登録有形文化財に登録された。建物はいずれも瓦葺きの木造平屋である。
見学
編集- 見学の際は、鮎の風実行委員会に事前連絡が必要
所在地
編集- 〒015-0363 秋田県秋田県由利本荘市町村字鳴瀬台65-1
アクセス
編集- 由利高原鉄道鮎川駅より徒歩約20分
脚注
編集- ^ 建造物 - 秋田県(PDF) - 秋田県、2016年11月20日閲覧。
- ^ 鮎の風実行委員会、2016年11月20日閲覧。
- ^ 由利本荘観光協会、2016年11月20日閲覧。
- ^ 由利高原鉄道、2016年11月20日閲覧。
- ^ イルミネーションガイド、2016年11月20日閲覧。
- ^ 本多恒顕「知恵と工夫「未来に伝えたい」県、インフラ50選を発表 小中学校に冊子配布へ」『秋田魁新報』2022年12月13日、3面。
- ^ 旧鮎川小学校屋内運動場 - 国指定文化財等データベース(文化庁)、2016年11月20日閲覧。
- ^ 旧鮎川小学校北校舎棟 - 国指定文化財等データベース(文化庁)、2016年11月20日閲覧。
- ^ 旧鮎川小学校中央校舎棟 - 国指定文化財等データベース(文化庁)、2016年11月20日閲覧。
- ^ 旧鮎川小学校南校舎棟 - 国指定文化財等データベース(文化庁)、2016年11月20日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 秋田県企画振興部 地域活力創造課
- 由利高原鉄道
- 鮎の風実行委員会
- 由利本荘市観光協会 - ウェイバックマシン(2012年4月9日アーカイブ分)