旧雄物川橋梁(きゅうおものがわきょうりょう)は、秋田県秋田市にある旧雄物川(秋田運河)に架かる秋田臨海鉄道秋田臨海鉄道線(南線)の鉄道橋である。 現在は、用途が消滅したため、撤去されている。

旧雄物川橋梁

概要

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本橋梁は、秋田臨海鉄道線(南線)の建設工事に伴って1971年(昭和46年)に完成した。秋田港駅 - 向浜駅[1]雄物川水系である旧雄物川(秋田運河)に架かる橋梁である。貨物専用線のため旅客列車が通ることはなく[2]、一日3往復の貨物列車が設定されていた。だが、2021年4月1日全線廃止に伴い、用途が消滅したため、撤去された。[3]

構造

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単線下路式平行弦ワーレントラス1連 + 単線上路式プレートガーダー2連から構成される。

その他

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当橋梁は秋田臨海鉄道線(南線)屈指の撮影スポットとなっている[4]

隣の橋

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(旧雄物川河口) - 旧雄物川橋梁 - 新港大橋 - 臨海大橋 - (上流)

脚注

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  1. ^ 建設当時は、穀保町駅 - 向浜駅間。
  2. ^ 1986年(昭和61年)7月18日 - 8月25日の「秋田博覧会」の会期中に、臨時旅客列車が通過している。
  3. ^ “臨海鉄道、来年3月解散 4月にも設備撤去開始”. 秋田魁新報. (2022年3月4日). https://www.sakigake.jp/news/article/20220304AK0006/ 2022年4月26日閲覧。 
  4. ^ 会 社 紹 介 - 秋田臨海鉄道

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯39度43分44.1秒 東経140度4分36.9秒 / 北緯39.728917度 東経140.076917度 / 39.728917; 140.076917