旧外川家住宅
山梨県富士吉田市にある富士講の御師の住宅
旧外川家住宅(きゅうとがわけじゅうたく)は山梨県富士吉田市上吉田、北口本宮冨士浅間神社の門前に建つ、江戸時代中期の住宅である。富士講の御師の住宅であり、国の重要文化財に指定されている[1][2][3]。世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に含まれる。
旧外川家住宅 | |
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旧外川家住宅 | |
所在地 | 山梨県富士吉田市上吉田三丁目503番地 |
位置 | 北緯35度28分48.3秒 東経138度47分47.2秒 / 北緯35.480083度 東経138.796444度 |
類型 | 御師住宅 |
形式・構造 | 切妻造、妻入 |
建築年 | 西暦1768年 江戸時代中期 |
文化財 | 国の重要文化財 |
概要
編集江戸時代には86軒[4]連なった富士山北口(富士吉田市)御師住宅のなかで、外川家が本住宅にて永らく御師を営んできた。 御師住宅(旧外川家住宅)は単なる住宅ではなく、宿坊、御神前を備えていた。 宿坊にて参拝者に宿を提供し、登山の世話を行い、御神前にて祈祷を行い、参詣者と神仏の仲立ちを行っていた[5]。
歴史
編集江戸時代中期、1768年(明和5年)に御師外川家により主屋が建てられ、幕末に裏座敷が増築された[6]。 平成時代まで、実際に使用されていたが、外川家が断絶した。主屋は保存状態が良く歴史的価値が高いため、富士吉田市が買い取り一般公開されている。2011年(平成23年)6月に国の重要文化財に指定された。また、2013年(平成25年)6月には、富士山が世界文化遺産に登録され、御師・旧外川家住宅はその構成資産に認定された。
- 開館時間 - 午前9:30~午後5:00(入館は4:30迄)
- 休館日 - 火曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(日曜・祝日を除く)、年末年始
- 駐車場 - 大型有り
- 所在地 - 山梨県富士吉田市上吉田3-14-8
- 中央自動車道河口湖インターチェンジから車で5分
- 東富士五湖道路山中湖インターチェンジから車で15分
- 富士山麓電気鉄道富士急行線富士山駅から徒歩5分
- 富士急行線富士山駅から富士急バスで北稜高校入口から徒歩1分
脚注
編集- ^ “旧外川家住宅(山梨県富士吉田市上吉田) 主屋 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2020年6月21日閲覧。
- ^ “旧外川家住宅(山梨県富士吉田市上吉田) 離座敷 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2020年6月21日閲覧。
- ^ “旧外川家住宅(山梨県富士吉田市上吉田) 中門 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2020年6月21日閲覧。
- ^ “御師旧外川家住宅”. ふじさんミュージアム. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “御師旧外川家住宅 ふじさんミュージアム”. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “御師旧外川家住宅 ふじさんミュージアム”. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “御師旧外川家住宅 ふじさんミュージアム”. 2021年11月30日閲覧。
- ^ “御師旧外川家住宅 富士の国やまなし”. 2021年11月30日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集座標: 北緯35度28分48.3秒 東経138度47分47.2秒 / 北緯35.480083度 東経138.796444度